SHOEI NEWS2018年 2月号 Vol.216

CONTENTS

商況案内

2017年産 カリフォルニア・クルミ市況

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 現地時間の1月12日に発表されたカリフォルニアクルミ協会の出荷レポートによると、12月末時点のハンドラーの受入数量は614,974ショートトン(以下ST)となり、繰越在庫を含めた総供給量は670,950STで、前年同月比90.2%(743,995ST)となっています。
 12月単月の出荷量は、殻付換算で67,363STと前年比99.5%で、昨年並みとなっています。殻付では中国(※香港、ベトナム、タイ含む:172.6%)、インド(185.9%)への出荷は伸長しましたが、トルコへの出荷が落ち込み(66.0%)、殻付全体で前年比95.3%となりました。
 剥実では、ドイツ(155.7%)、日本(146.9%)への出荷は好調でしたが、中東地域への出荷が半減したことで、昨年並みの出荷に留まりました(前年比101.1%)。尚、12月末の累計の出荷は殻付換算で前年比82.6%、殻付は主要出荷先であるトルコ、中国※、イタリア、スペインへの出荷が大幅に落ち込んでおり、全体で前年比72.1%、剥実は日本が好調に推移していますが、アメリカ国内に加え、中東地域への出荷が伸び悩んでいることから全体で前年比91.2%となりました。
 12月末時点での総供給量に対する累計出荷量の比率は44.3%で、前年同月(48.4%)に比べ、少し緩やかなペースで出荷が進んでいます。
 オープニングから上昇を続けていた価格も、11月上旬から年末にかけては横這いで推移していましたが、殻付の主要出荷先であるトルコにおけるクルミの関税が、2018年1月1日より43.2%から15%に引き下げられたことで、ラマダンを前に、引き合いが強まっているとの情報もあります。
 現地としてはトルコへの出荷伸長の期待感が高まり、その影響で一部のパッカーからは、昨年末までの価格より$0.05-0.10/LB程度値上げした価格が提示されている模様です。

2017年産 中国りんご市況

小粒傾向で製品価格上昇

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 中国りんごの主産地である山東省は、例年に比べ降雨量が例年の50%と少なく 5年連続の干ばつの影響で地下水、貯水池の水位がかなり下がっており、深刻な水不足となりました。
 ふじ種りんごの収穫は9月末からとなりますが、干ばつの影響により生育時期の6月~7月までは充分な水分を取れないことから実が膨らまず、全体的に小粒傾向で減産となりました。
 中国は近年、環境問題により燃料費、包材費など上昇しており、また、為替も元高ドル安のためオファー価格は昨年に比べて値上がりしています。
 原料は減産となりましたが、弊社は早期買付により中国産りんご加工品の年間見込必要数量を確保しておりますが、新規追加についてはお早目にご相談いただきたくお願い申しあげます。現地オファー価格の値上げに伴い、輸入価格も上昇しておりますので、詳細につきましては、弊社営業担当者までお問い合わせください。

海外乳製品市況

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 乳製品相場は全体的に横這いとなっています。主要生産国での生乳生産量が増えたことで価格の下落が続いていましたが、価格にも織り込まれ直近では落ち着いた値動きとなっています。但し、ニュージーランドで干ばつの懸念が出ていることから値上がりも見られています。直近の降雨で解消されたとの情報もありますが引き続き注視が必要な状況です。
 製品別にみた場合、バターは9月まで相場高騰が続いていましたがクリスマス需要向けの買いが一服したことからオセアニア・欧州相場ともに10月~12月で急落し、1月に入ってからは落ち着いた値動きとなっています。但し、今後バター在庫が僅少なことや後述の通り過剰な脱脂粉乳在庫が足枷となりバターを思うように製造できないことを鑑みると反転する可能性もあります。従い当面は不透明な状況が続く見込みです。
 全脂粉乳は乳脂肪相場・無脂乳固形分相場ともに落ち着いていることから比較的動きが少なくなっています。一方で脱脂粉乳は長らく続いている過剰在庫が解消されず、生乳生産量が増えていることも相まって低位相場が続いています。

2017年産 中国真空柏葉市況

作柄は平年並みで品質も良好、人件費等のアップによりコストは上昇傾向

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 2017年産の柏葉は春先の強風の影響により葉の傷が多かったことと、成長期の水不足により、収穫期に若干の影響を受けたものの、概ね平年作で製品については例年通りの仕上がりになっています。
 また、産地の状況については、年々柏葉を収穫する農民の減少に加え、原料葉の購入価格、副原材料、燃料価格、人件費なども上昇傾向にあり、コストアップの原因となっています。
 ここ数年の傾向としてSサイズ、SSサイズの需要が多くなっているため、特に小さいサイズに関しましては、早めの手当てをおすすめいたします。
 弊社の真空柏葉は中国遼寧省、河北省の山々に自生している柏葉を採り、弊社協力工場で一枚一枚の葉を洗浄して異物除去、サイズ・色調、形状等について徹底した選別を行ない、製品化しています。厳しい管理基準に基づいて製造された安全・安心な商品で、茶色と緑色の葉を各サイズ用意しております。詳細につきましては弊社の営業担当者までお問い合わせいただけます様、お願い申し上げます。

2017年 カカオ豆市況(大東カカオ株式会社より)

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1.相場推移
 2017年初のカカオ豆相場(ロンドンココア先物定期第2限月以下同様)は、西アフリカ主産地での豊作による16/17クロップの大幅な供給余剰予測を材料に下落しました。
 2月1日には、アイボリー政府機関が輸出業者との間で不履行となっている契約をキャンセルして100千~200千トンのカカオ豆を市場に再販する旨が報じられ、相場を下押す材料となりました。3月にテクニカル要因により一時的に相場は上昇したものの、4月に入ると、西アフリカ主産地の天候が良いことや同産地からの売りが例年と比較して遅れていることが注目されました。ICCO(国際ココア機関)が2月に発表した16/17クロップの供給余剰予測は260千トンでしたが、上記の産地状況を勘案すると供給余剰は500千トン程度になる可能性があると市場で予想されたことから、相場は大きく下落し、4月20日には2013年3月以来の水準となる1,372ポンド/トンをつけました。
 世界のチョコレート需要は好調であり、各四半期の地域別磨砕量も前年比好調な結果を示し続けて相場の買い材料となりましたが、16/17クロップの大幅な供給余剰予想によって上値が抑えられたことから、5月から11月初旬までの期間の相場は凡そ1,450~1,620ポンド/トンのレンジにて推移しました。また、11月に海外の大手チョコレートメーカーが発表した四半期決算報告が好調な内容であったことを受けて、チョコレートの需要が好調であることが改めて意識されたことから一時的に相場は上昇に転じました。
 しかし、西アフリカ主産地の17/18クロップカカオ豆生産状況が16/17クロップには及ばないものの予想より好調なことを受けて、相場は再度下落に転じました。加えて、投機筋のテクニカル要因での売りも重なり相場は下落を続け、12月8日には同年4月と同水準の1,377ポンド/トンをつけました。以降年末迄は1,380~1,440ポンド/トンのレンジにて推移しました。

2.今後の見通し
 17/18クロップの収穫予想量は例年と比較して良好な収量が期待されていますが、大豊作であった16/17クロップ程ではないこと及び、カカオ豆相場の下落によって世界的にチョコレート需要が好調であることから、需給バランスは16/17クロップと比較するとタイトになると見込まれています。2018年1月時点ではカカオ豆相場は主に投機筋の売りというテクニカル要因によって2013年以来の低い水準で推移していますが、弱材料のファンダメンタルズが見当たらないことから、中長期的には17/18クロップの需給バランスを反映して相場は上昇トレンドになると予想されます。

※ココアバターについて補足
 また、ココアバターに関しては需給が逼迫しており、ココアバター価格の指標となるココアバターレシオは歴史的な高水準で推移しています。チョコレート需要が好調であることから、今後もココアバター需要は旺盛であると考えられ、ココアバターレシオも引き続き高水準で推移すると予想されます。

商品案内

バジルオイル漬け(冷凍)

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フレッシュバジルを粉砕し、オイル漬けにしました。
バジルのフレッシュな香味、鮮やかな緑色が生きていて、様々なメニューに手軽にご使用いただけます。

<用  途>
パスタ、ピザ、サラダ、サンドイッチ、ドレッシングなど様々なメニューに!

リーフレット、レシピ、サンプルをご用意しておりますので、詳細は弊社営業担当者までお問い合わせください。

クレームアングレーズ

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ニュージーランドの自然放牧で育った乳牛の良質な牛乳を原料として作られた口当たり豊かなプレミアムアイスクリームです。濃厚でクリーミーな味わいで様々な食べ方でお楽しみいただけます。

<商品特長>
・ 甘いバニラフレーバー
・ 濃厚でクリーミーな性状
・ 淡黄色
・ ニュージーランド産

<用  途>
・ そのままフローズンデザートとして
・ ババロア、プリン、クリームブリュレの素材として
・ シュークリーム、エクレア、タルトの素材として
・ フルーツやケーキのトッピングとして


正栄だより

クリスマストレンド情報

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★週末のクリスマス、24日の日曜日は11年ぶり
 2017年のクリスマスは22日(金)から24日(日)にかけて週末で、平日は職場仲間や友人、週末は家族や恋人同士で過ごすというように、複数回のパーティー需要が見込まれました。
24日のクリスマスイブが日曜日に当たるのは11年ぶりだそうで、都内のとある洋菓子繁盛店では、特に24日の夕方は例年にない混雑具合だったようです。クリスマス期間トータルの売上としては例年並み、もしくは例年を上回る勢いだったとの声も聞かれました。

★多様化するクリスマスケーキ需要
 最近のクリスマスケーキの傾向として、世帯構成の変化からケーキの小型化、またSNSへの投稿を意識した写真映えのするケーキが人気であることや、健康面を意識した糖質オフのケーキ、店頭引き取りではなく自宅まで届けてくれる配送ケーキの充実など、クリスマスを楽しむスタイルが多様化していることが挙げられます。それぞれのニーズを満たせるよう、デパ地下、大手ケーキメーカー、CVS各社、様々なケーキを取りそろえているのが印象的でした。

~クリスマスケーキ キーワード~ 2017年はこんなケーキがありました!

『フォトジェニック』
 2017年のトレンドキーワードはなんと言っても、フォトジェニックなケーキです。スマートフォンでケーキを撮影しSNSへの投稿を楽しむ若年層を狙い、写真映えを意識した華やかなビジュアルの商品を充実させ、各社他店との違いをアピールしていました。目を引くカラフルな色使いや、チョコレートやクッキー等で高さやボリューム感を出して装飾したものや、ケーキそのものがチョコレート細工の箱の中に入っていたり、断面が綺麗なパフェ仕様のカップ入りケーキなども見られました。

『アレルギーフリー/糖質オフ』
 健康志向の高まりから低糖質ケーキやアレルギー対応のケーキなど、機能性を謳った商品も例年に比べ充実していた印象です。中には、身体に吸収されにくい糖類や大豆粉等を使用するなどして糖質を9割カットしたケーキも登場。

『定番ケーキは美味しさ・素材を追求』&『さらなる小型化』
 やはり一番人気はショートケーキです。大手洋菓子メーカー各社では、クリームの加工方法を見直したり、スポンジのしっとり感を向上させるなど、さらなる美味しさを追求していました。定番ラインナップとして定着しているモンブランケーキでは、産地をうたうものも。人気のサイズは4号・5号・6号ですが、都内百貨店では更に小さい3号サイズのケーキも充実して並んでいました。

 『配送ケーキの充実』
 近年、自宅まで届けてくれる配送の予約ケーキを購入する人も多いようです。定番ケーキの他に、フルーツタルトやアイスケーキ、チーズケーキ、キャラクターケーキなどラインナップも充実しており、当日ケーキを買いに出向かなくても、事前予約で美味しいケーキを購入することが可能です。

『プレミアム感』
 年に一度のクリスマスを特別な日として楽しみたいと思う人に向け、あまおう苺をふんだんに使用した一万円前後のショートケーキや、果実専門店のケーキではマスクメロンを使用したショートケーキなど、こだわり素材を贅沢に使用することでプレミアム感を演出したケーキもみられました。

『選べる楽しさ』
 近年人気のアソートタイプのケーキ。小ぶりのサイズで多種類の彩り華やかなケーキが集まると見た目も楽しく、またそれぞれが好きな味を選んでシェアしたり、一人で数種類の食べ比べを楽しめるという良さがあるようです。4個入り、8個入り、最大で16個入りのものまで登場しました。各社素材や味わいを追求し、形状もカットタイプ、タルトタイプ、カップ入りなど様々でした。

『自分でデコレーションするケーキ』
 一から作るのは大変だけれど、手作り感も楽しみたい人のためにデコレーションだけを楽しめる真っ白なケーキとデコレーションアイテムのキットもCVSや宅配通販などで登場。デパ地下では、ケーキではないですが、カットフルーツをパイナップルに刺して作るクリスマスツリー作成キットも販売。出来上がったオリジナルデコレーションケーキをSNSに投稿するという楽しみ方もあるようです。

★シュトーレンの広がり
 数年前から人気が高まっている、ドイツの伝統菓子シュトーレン。都内の百貨店では、例年シュトーレンの売り上げが伸びていることから、昨年に対し取り扱いブランドを2倍に増やし販売に力を入れたようです。一口サイズのシュトーレンや、マロン、チョコレート、桃のシュトーレンなど、形や味わいも年々バリエーション豊かになっています。

★ベーカリーのクリスマス
 都内デパ地下のベーカリーでは、どの店舗でもクリスマス商品を並べイベント感を演出していました。特にシュトーレンは、必ずと言って良い程見かけられ、ベーカリーのクリスマス定番アイテムとして定着しているようです。その他にはパネトーネやクグロフといった伝統メニューや、サンタクロースやスノーマンを模した可愛らしいパンや、ストロベリーやラズベリーなどの赤い色の素材を使用した見た目にもクリスマスらしい配色が目立ちました。
 中には、クロワッサン生地で作ったクリスマスリ―スにアイシングやナッツ・ドライフルーツで装飾したケーキのようなパンのリースも登場。ケーキの代わりに買っていかれる客もいるのだとか。
                                   


Almond milk News

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濃いアーモンドミルクを使った、色の白いまろやかなほうとうを作りました。ほうとうは山梨県の郷土料理、古くから親しまれているおばあちゃん、おふくろの味です。2007年には、農林水産省農山漁村の郷土料理百選にも選ばれました。
 一昨年、取引先の展示会に伺った際、正栄食品工業さんにアーモンドミルクの案内をいただきました。主力メニューの ひとつである、ほうとうのバラエティ化を検討したいと思っていたところでしたので、アーモンドミルクを使ったほうとうを開発しメニューに取り入れました。お客様に伝わり易いように、名称は『白いほうとう』と、シンプルにしました。
 アーモンドミルクはビタミンE・オレイン酸が豊富で、健康・アンチエイジング(若返り)等のイメージを併せ持ち、特に女性に人気です。こちらのアーモンドミルクは香料や砂糖を使っていないことと、牛乳や豆乳では出せないコクがあり、お味噌との相性が良いのも、とても気に入りました。
 白いほうとうの作り方は、野菜から採ったベース出汁にかぼちゃ・里芋・ごぼう・人参・じゃがいも・ネギ・油揚げ・白菜・しめじ・しいたけなど、季節ごとの旬の野菜を入れて 煮込みます。かぼちゃの甘味がポイントでしょうか?ほうとうを加えてさらに煮込み、お味噌で味付けをしたらアーモンドミルクを入れて、味が馴染むまで煮込めば出来上がりです。アーモンドミルクはスープの半量くらい、たっぷりと使っています。白いほうとうがご好評いただき、今年になり『白いおじや』もメニューに追加しました。アーモンドミルクはごはんとも相性が良いことは新たな発見です。こちらも白いほうとうと並ぶ、主力メニューに育てていきたいですね。
 山梨県は、全国有数のフルーツ王国。夏は桃、秋はぶどうの栽培が盛んです。他にも温泉、富士山観光と、おかげ様で一年中お客様が途切れることはありません。白いほうとうは、通常のほうとうと共に、通年販売しております。今後は当店にお越しいただくお客様、リピーター様を増やし、『白いほうとう』を地域に根付かせることを目標として、スタッフ一同研鑽を積んで参りたいと思います。
 

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