SHOEI NEWS2018年 9月号 Vol.223

CONTENTS

商況案内

2018年産オーストラリア・マカデミアナッツ市況

第二次予想収穫量47,600トン(殻付ベース)

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オーストラリアマカデミア協会は、8月上旬に2018年産オーストラリア(以下豪州)マカデミアナッツの第二次予想収穫量を47,600トン(殻付ベース)と発表しました。
第一次予想数量(3月発表)と変わらず、2017年産の収穫量46,000トンと比べると、微増予想のままとなっています。
昨年は台風の影響と収穫時期の雨などの天候不順により、当初予想された収穫数量に比べて、約8,000トン少ない最終収穫量となりました。
今クロップに関しましては、昨年の開花時期に発生した熱波と雨不足による影響とニューサウスウェールズ州ノーザンリバー地区の一部農園での雹の影響もあり、収穫量は大幅に回復出来ない見込みから、2017年産の収穫量に比べて、微増予想となっています。
今年の収穫は、例年通り3月初旬にスタートし、その後ニューサウスウェールズ州の一部農園で雨の影響により遅れているものの、6月末時点でオーストラリア農園全体の約9割が収穫を終えています。
またマカデミア協会の会長Jolyon Burnett氏によると、今年の品質は比較的良く、昨年の平均歩留り(実の良品率)に対して約2%上回っているとのことです。
今年も、昨年に引き続き中国バイヤーによる殻付マカデミアへの引き合いは強く、世界の二大産地である南アフリカ産殻付を生産量(約46,000トン)の約4割買い付けている模様です。
また業界筋の情報によりますと、豪州と中国二国間協議でマカデミアナッツの関税率が毎年段階的に下がっており、今年は中国において豪州からのマカデミアナッツ輸入関税率は4.8%となっています。
当関税率は、南アフリカの関税率12%と比べると低いため、中国バイヤーは、今後豪州産殻付をより活発に買い付けるのではないかと言われています。
昨年の中国による豪州産殻付買付数量が約14,300トンと言われていましたが、今年は昨年の買付数量よりも増えることが予想され、16,000トンと見込まれています。
殻付の消費量が中国で急増している一方で、むき実需要も堅調に推移し、中国(香港含む)では殻付の他に、むき実の消費も年々増え、昨年まで3年連続で3,000トンを超えています。
アジアで比較的マカデミアの消費が多い日本のむき実の輸入量は約2,500トンですので、それ以上にむき実も消費していることになります。
また韓国、台湾などのアジア諸国や新興国でもむき実の消費量は、ここ数年で倍増しています。
以上のことから、現地在庫は昨年に引き続き、殻付及びむき実共に逼迫しています。そのため現地相場につきましても、昨年に比べて3%ほど値上がりし、高値で推移しています。
次回、第三次予想収穫量は9月に、そして最終収穫量に関しましては、例年通り12月にマカデミア協会より発表される予定です。
詳しくは弊社営業担当者までお問合せくださいますよう、お願い申し上げます。

2018年産クコの実(ゴジベリー)市況

20%程増産で小粒傾向、価格は前年並み

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クコの実の主産地は、中国の寧夏回族自治区及び青海省が中心で、その他中国の西北地方に位置する新疆や甘肃等でも少量ながら栽培されています。
日本ではクコの実は杏仁豆腐のトッピングに使うイメージが強い商品ですが、近年はスーパーフードとしてそのまま食される他、料理素材としての使用や、サラダのトッピングなど、用途が多様化してきています。
弊社取扱いの寧夏産クコの実は、「早康枸杞股份有限会社」の自社農園品のみとなります。
同社における2018年産の収穫は例年よりも二週間程早い、6月の1週目から始まり、自社農園品は20%程増産となりましたが、それに伴い全体的に小粒傾向となりました。
それに加え、今年は現地の水不足により、中国水道局より取水制限が行われたため、畑に充分な水を与えることができず、増産ではありますが例年よりも不良果が多く発生し、歩留りが悪くなりました。
こうした状況から、日本向けの大粒価格は前年より値上がりしていますが、為替が元安となっていることから、対日価格は前年並みとなりそうです。
商品の詳細、クコの実を使用したレシピ、リーフレット等もご用意しておりますので、ご不明な点がございましたら、弊社営業担当者までお問合せくださいますようお願い申し上げます。

2018年セルビア産 各種フルーツ市況

弊社はフランスSTIBO社の販売代理店として、セルビア産の冷凍フルーツを輸入販売しています。
STIBO社では農家と協力し合いながら、自社にて栽培指導、管理を行なうことで、原料からこだわった高品質なフルーツを提供しております。

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・ストロベリー(センガセンガナ種)
 収穫期間:5月中旬~6月上旬
 4~5月は例年より気温が高く、霜による被害がなかったものの、5月末に夜の気温が下がらなかった影響で、多くのストロベリーがダメージを受け、前年の40%程少ない収穫量となりました。
 収穫は通常5月中旬から6月上旬までですが、今期は暖かかった影響で1週間ほど早く収穫が開始されました。

・サワーチェリー(オブラチェンスカ種) 
 収穫期間:5月末~6月中旬
 開花、結実期の4~5月に気温が高かった影響で実がたくさんついたものの、水分不足により小粒傾向となりました。
 収穫は通常5月末から6月中旬ですが、今期は2週間程早く収穫が開始されました。

・ラズベリー(ウィラメット種、ミーカー種)
 収穫期間:6月上旬~8月上旬
 ストロベリー、チェリー同様にラズベリーも今期は2週間ほど早く収穫が開始されましたが、6月中旬より雨が降った影響で、過去20年でも特に品質が悪いとのこと、糖度が上がらないため、品質の良い原料が非常に少なく、特にホール原料が少ない状況です。
 また、例年ある程度のフリー在庫を持っていますが、供給できる原料が少ないため、今期はシーズン期に全て契約済みとなりました。

海外乳製品市況

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海外乳製品相場は生産地ごとに異なる動きとなっています。良好な天候に恵まれているニュージーランド(以下NZ)は下落基調、7月から8月上旬にかけて発生した熱波の生乳生産量への影響が懸念される欧州は上昇基調となっています。
製品別にみた場合、バターは年初より値上がりしていましたが6月をピークに値下がりに転じました。生乳生産量が好調に推移したことと高値を嫌ったユーザーの買い控えが背景にありました。
ただ直近では欧州産は前述の熱波の影響の懸念から上昇に転じ始めています。
NZ産はFOB$4,800/MT近辺、欧州産はFOB$6,400/MT近辺となっています。全脂粉乳及び脱脂粉乳も緩やかながら同様の傾向となっています。
NZ産全脂粉乳はFOB$2,950/MT近辺、脱脂粉乳は$1,950/MT近辺、欧州産全脂粉乳は$3,250/MT近辺、脱脂粉乳は$1,740/mt近辺となっています。
欧州産脱脂粉乳は政府買入在庫含め未だ供給が潤沢であるためNZ産よりも低い価格帯で推移しています。
バターの価格は欧州産>オセアニア産、脱脂粉乳の価格は欧州産<オセアニア産の構図は暫く続くものと予想されます。
欧州での熱波は現在一段落しており牛への影響への懸念は後退していますが穀物などの飼料は不作となっており、今後も影響が出続ける見込みのため注視が必要になります。

2018年アメリカ産アンズ市況

約20%~30%の収穫減で小粒傾向

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アメリカ産アンズはカリフォルニア州のホリスター地区で6月下旬から7月下旬にかけて収穫が行なわれます。
現地気候は霜や雹によるリスクもなく、ひび割れも少ない状況ですが、7月5日から5日間続いた40℃以上の高温により、成熟までの期間が短く、果実が十分に肥大化する前に収穫せざるを得ず、小粒傾向になりました。
※一部パッカーの情報によるとExtra Fancy・Fancy の収穫数量は40%→10%に減産、Extra Choise・Choiseは40%→50%に増産
また、サンバーン(日焼け)の影響により良品として扱えず、廃棄する生果原料が多く、約20%~30%の収穫減と予想されています。
ホリスター地区では、作業員の賃金が昨年対比で6%上昇し$15/hまで値上げしていることから、人件費高騰の観点からも製品単価は値上がりとなることが予想されます。
詳しくは弊社営業担当者までお問合せくださいますよう、お願い申し上げます。

商品案内

甘熟王バナナチップス 100gのご案内

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このたび、株式会社スミフルジャパン様のブランドである「甘熟王(かんじゅくおう)」のバナナを原料としたバナナチップスを発売いたします。
バナナチップスは年間を通じて安定した需要のある商品です。
生食用のプレミアムバナナとして消費者認知度の高い「甘熟王」を使用することで他社との差別化を図りました。
また、甘熟王バナナを使用した加工品は、パンや洋生菓子、和菓子など多く発売されておりますが、バナナチップスとしての商品化は当商品が初めてとなります。
この機に是非ともご拡売いただきますよう、お願い申し上げます。

 甘熟王バナナ
【元祖・高地栽培】
  甘熟王バナナは標高700m前後の高地で栽培されています。
  朝と夜の気温差が大きいため育成期間が通常のバナナ約10ヶ月に対し、甘熟王は約14ヶ月前後と長く、その間にバナナ自身が寒さから身を守るために、より多くのデンプン質が蓄えられ、美味しいバナナに育ちます。

<商品特長>
・ バナナの王様「甘熟王」でつくったバナナチップスです。
・ 香料不使用ですので、バナナ本来の風味をお楽しみいただけます。
・ そのままお召し上がりいただくことはもちろん、シリアルやヨーグルトにトッピングしてもおいしくお召し上がりいただけます。
・ 保管に便利なチャック付きです。


正栄だより

楽天市場 インターネットショッピングモールに「ドライフルーツ&ナッツ正栄食品」オープン

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この度、楽天市場インターネットショッピングモールに弊社のサイト「ドライフルーツ&ナッツ正栄食品」オープンいたしました。
ナッツ、ドライフルーツ、アーモンドミルクを中心に商品を取り揃え、オープン記念としてナッツ詰め合わせセット、ドライフルーツ詰め合わせセットを送料無料でどちらも1,000円(税抜)で発売しております。
楽天市場内で弊社商品を探す場合は、“ナッツ 正栄食品”と入力し検索をお願いいたします。(弊社のトップページは上記の画像になります。)
また下記のURLからも楽天市場の弊社ショップに入れます。
「ドライフルーツ&ナッツ正栄食品」URL https://www.rakuten.co.jp/shoeifoods
今後とも一層のご愛顧と、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

「2018 ジャパン・ケーキショー東京」 開催のご案内

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社団法人日本洋菓子協会連合会、社団法人東京都洋菓子協会主催のジャパン・ケーキショー東京が、10月9日(火)~11日(木)に東京都立産業貿易センター台東館で行なわれます。

日 時:2018年10月9日(火)~11日(木)
10時~17時 (ただし最終日は16時まで)
会 場:東京都立産業貿易センター 台東館4階・5階・6階・7階

弊社は協賛メーカーとして、フルーツ加工品を始め、製菓材料各種をご案内させていただきます。
会場の4階に上がっていただき、中央通路右手に正栄ブース(29番)を2土間にて出展しております。
皆様のご来場をお待ちしております。


Sweets News

パティスリー メゾンドゥース

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マロンペーストアマーロと和栗ペーストを使用した、モンブランのご紹介です。
カップの底にアーモンドとヘーゼルナッツを使用して焼き上げたメレンゲを敷き、その上に無糖生クリームのホイップ、最後にモンブランクリームの順に絞ります。
モンブランクリームは、マロンペーストアマーロと愛媛産の和栗ペーストを一対一の割合で使用し、牛乳、バターを合わせています。
以前は、スペイン産のマロンペーストと和栗ペーストを合わせていたのですが、アマーロを試しに使用してみたところ、モンブランクリーム全体の味わいが強くなりました。
定番商品であるモンブランのマロンペーストを替えるのは、洋菓子店としてはかなり勇気がいることなのですが、思い切ってモンブランクリームの配合を見直しました。
アマーロは、他の材料と合わせてもイタリア栗の味わいがしっかりと残りつつ、全体のバランスもちょうどいい具合に仕上がります。
和栗ペーストは、自分の出身地でもある愛媛産のペーストを使用しています。和栗のほっくりとした味わいが加わることで、イタリア栗と和栗の美味しさを合わせ持った食べやすいモンブランクリームになります。
1ミリ、1g単位の違いでも感じる味は変わるものです。表現したい味が何の味か分かるようにということ、また全体のバランスを第一に考えるようにして、お菓子を作っています。
ですので、土台はタルトではなくあえてメレンゲにしてカップに入れ、無糖の生クリームを合わせることで、よりマロンクリームの味わいをしっかりと感じていただきたいと思っています。
こちらのモンブランは、通年で販売しておりますので、お越しの際は是非お試しください。
ご予約いただければアントルメサイズでのご用意も可能です。

 

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