SHOEI NEWS2019年 7月号 Vol.233

CONTENTS

商況案内

2019年産カリフォルニア・プルーン収穫予想

前年比約137.5%となる110,000ショートトン(前年80,000ST)と発表

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5月31日にカリフォルニア農業統計局(CASS)より2019年産カリフォルニアプルーンの収穫予想がリリースされ、収穫見込は前年比約137.5%となる110,000ショートトン(以下:ST 前年80,000ST)と発表されました。
現地では、3月に入っても気温の低い日が続いた影響で、例年より遅い3月下旬に開花し、4月上旬に満開を迎えました。その後、天候は順調に推移し、増産予想となりました。
収穫可能作付面積(ベアリングエーカー)は前年と同じ44,000エーカーと発表されています。プルーンの価格が見直された影響で、ここ数年はナッツ類等への転作も少なくなり、栽培 面積の減少は歯止めが掛かりつつあります。
また、カリフォルニアプルーン協会発表の情報によりますと、今期の累計9か月(2018年8月1日~2019年4月30日まで)の出荷量は57,710STとなっており、年度末(7月末)は72,000~73,000STで着地する見通しで、この数字は前年比92.7%~94.0%に相当します。
更に、4月末の現地在庫についても発表があり、前年比113.8%となる104,829STの在庫量と発表されており、当面、供給は安定するものと思われます。
弊社では、種抜きプルーンの他、ダイスカット品やピューレ、ビッツなどを取り扱っております。商品に関するお問い合わせは、営業担当者までお問い合わせ下さいますよう、お願い申し上げます。

2018年産トルコ・レーズン市況

昨年同期比で30%~35%値上がり

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2018年産のトルコレーズンの生産量は2017年と比較し約16%の減産となり、中でもゴールデンレーズンは、カリフォルニア産からトルコ産トンプソンタイプへの需要シフトにより、農家もトンプソンタイプの生産を増やしたため,生産量が大きく減少し、昨年同期比で30%~35%値上がりしています。
トンプソンタイプの価格は上記理由により昨年と比較し落ち着いていますが、ゴールデンレーズンは依然ヨーロッパ諸国からの需要もあり、現地価格は高値で推移しています。
現地相場は高騰しており、詳細は弊社営業担当者まで、お問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

2019年産オーストラリア・レーズン市況

収穫量は、昨年と同等の16,000トンが見込まれる予想

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2019年産オーストラリアレーズンの収穫量は、昨年と同等の16,000トンが見込まれる予想ですが、農家での農園維持費、人件費高騰のため、サルタナ・サンマスカットレーズンは昨年対比約15%値上がりしており、パッカーから農家に支払うレーズン代金を上げざるを得ない状況となっています。
また、サルタナレーズンの他産地であるトルコの収穫量が減少し価格が高騰しています。2017/2018年クロップのカリフォルニア産レーズンの減産及び価格高騰を受け、トルコ産トンプソン(黒)タイプへの需要が増えたことから、農家はトンプソンタイプの生産量を増やしています。
2017年産ゴールデンレーズンの生産割合はトルコレーズン全体の90%を占めていましたが、2018年産はトンプソンの生産割合が20~30%に増加したことから、ゴールデンレーズンの生産割合は70~80%となっています。
そのため、オーストラリア産サルタナレーズンへの引き合いが増しており、価格が値上がりしている状況となっています。

2019年インド産アルフォンソマンゴー市況

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アルフォンソマンゴーは湿度、温度が最も適しているとされるインド西海岸沿いの地域で主に栽培されており、西インドのアルフォンソは最も品質が良く、価格も高いため、現地では「プレミアムアルフォンソ」と呼ばれています。一方、同じ西インドで、ゴアよりも南部で栽培されているアルフォンソマンゴーは価格が安く、風味が弱いため、「サウスアルフォンソ」と呼ばれています。弊社ではより風味の強い、西インドのプレミアムアルフォンソのみを原料として使用しています。
今年の西インドのアルフォンソは、昨年末から年明けにかけて気温が例年より低かったこと、また2~3月頃に急激な温度上昇が断続的にあった影響で開花にダメージを与え、全体的に収穫が1週間程遅れており、アルフォンソの2大産地と称される、ムンバイより南に位置するラトナギリにおいては収穫量が10~20%減少、北に位置するバルサッドにおいては50~60%減少しているとのことです。
ラトナギリの方がバルサッドより収穫量が多く、加工用に多く出回るため、ラトナギリ産がバルサッド産の大減産を多少カバーしていますが、北に位置するバルサッドは収穫が遅れて始まるため、生産は当初予定より早く終了いたしました。
なお、収穫減ではありますが、今年の原料は風味が良く、サイズも大きく、実際に糖度も高いため、品質は大変良い状態です。
価格に関しては、今期のクロップ状況により原料価格は10~15%程値上がりしているとのことです。対ドルの為替が昨年の1ドル67ルピーから、現在は69ルピーと、ルピー安となっていますが、原料価格の高騰から、オファー価格は昨年同値もしくは、若干の値上げとなりました。
製菓、製パンの原料からアイス、ヨーグルト、ゼリー、飲料、デザート各種まで幅広く安心してご使用いただける弊社のアルフォンソマンゴーピューレを是非ご活用ください。商品については弊社営業担当者までお問い合わせください。

カリフォルニア・クルミ市況

今年5月に降雨、収穫開始時期は例年よりも遅くなるとの見込み

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現地時間の6月10日に発表されましたカリフォルニアクルミ協会の出荷レポートによると、5月末時点のハンドラーの受入数量は672,723ショートトン(以下ST)で、前月からの上乗せはなく、繰越在庫を含めた総供給量(736,262ST)は前年同期比107.7%となっています。
5月単月の出荷量は、前年同月より減少、殻付換算で40,846STと前年比97.8%となっており、内訳としては、殻付で前年比122.1%、剥実で前年比97.1%となりました。
殻付においては7ヵ月連続で前年を上回りましたが、剥実においては1月以来、久々に前年を下回る結果となりました。剥実の主な出荷先としては、日本への出荷は微増(前年比101.2%)であったものの、ヨーロッパ諸国への出荷が大幅に減少しています。ドイツ( 前年比:82.3%) オランダ(前年比:84.5%) スペイン(前年比85.9%)
5月末までの累計出荷量は、殻付換算で590,313STと前年比110.2%となっており、総供給量に対する出荷の割合は80.2%と、前年よりも(前年同期比:78.4%)、引き続き早いペースで出荷が進んでいます。
現地パッカーからの情報によると、今年は5月に降雨に見舞われた影響で、収穫開始時期が例年よりも遅くなるとの見込みです。主要品種であるチャンドラー種の結実状況は、昨年同様、一つの房に2粒のクルミが結実している状態(ダブル)が散見されていますが、早生品種及び一部の中生品種においては、昨年よりも結実数が少ないとの報告もあります。
なお、2019年産に関しては、時期尚早ではありますが、現段階の結実状況・気候を鑑みますと、現地では、2018年産並み(670,000~700,000ST)程度になるのではと予想されています。

海外乳製品市況

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海外乳製品相場は全体的に横這い・微減傾向にあります。豪州・ニュージーランド(以下NZ)は乾燥状態が続いており価格は高めに推移していますが、新シーズン開始を前に様子見ムードがあり落ち着いた状況です。一方で欧州は生乳生産量が芳しくないと見込まれていましたが前年比増の見込みとなり市場に安心感を与えています。
製品別にみた場合、バターはNZの供給がタイトになっていることから大幅上昇をしましたが欧州価格を上回ったため直近では高値を嫌って買い控えが起き下落しています。
 一方で欧州産は潤沢にあることから下落傾向が続いています。NZ産はFOB$4,800/MT近辺、欧州産はFOB$4,500/MT近辺となっており、欧州産がNZ産を下回る価格の逆転が続いています。全脂粉乳はNZ産と欧州産が同水準にありましたがNZ産バターの価格下落圧力が波及してNZ産が若干安価となっています。
 一方で脱脂粉乳は在庫過剰で長らく相場低迷していたところ漸く底入れし急上昇を見せていましたが直近は反落しています。急激な値上がりに需要家が買え控えたことが背景にあります。NZ産全脂粉乳はFOB$3,140/MT近辺、脱脂粉乳は2,440/MT近辺、欧州産全脂粉乳は$3,400/MT近辺、脱脂粉乳は$2,350/MT近辺となっています。
バターの価格は欧州産>オセアニア産から欧州産<オセアニア産に移行し、脱脂粉乳の価格は依然として欧州産<オセアニア産の構図となっています。オセアニアの供給が増える9月出荷分の契約が始まるまでは同様の傾向になると予想されます。

商品案内

株式会社ナニワ より

新商品のご案内

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バナナNT52

2018年モンドセレクション金賞受賞
バナナは高カロリーだと思われがちですが、低カロリー食品の一つです。さらにミネラルも豊富です。生のバナナをペーストにし、ホイップクリームなど加えて煮詰めたなめらかなペーストです。パンやフィリングなど、幅広くご使用いただけます。

名称 バナナペースト
商品名 バナナNT52
原材料名 バナナ、砂糖、乳等を主要原料とする食品 (大豆を含む)、寒天/トレハロース、加工デンプン、酸化防止剤(V.C)、香料
包装形態 1kg×6
賞味期限 90日(25℃以下)
Brix 52
取り扱い上の注意 開封後は冷蔵保存し、お早めにご使用下さい


甘夏あんEX50 
期間限定販売(7月~9月)
愛媛県産の『甘夏』を使用し、爽やかな味に仕上げました!!甘夏ピール入り。酸味と甘みのバランスをお楽しみください。

名称 加糖あん
商品名 甘夏あんEX50
原材料名 生あん、砂糖、加糖甘夏ピール、還元水飴/カロチン色素、香料、酸味料
包装形態 1kg×6
賞味期限 90日(25℃以下)
Brix 67
取り扱い上の注意 開封後は冷蔵保存し、お早めにご使用下さい

正栄だより

延吉秀愛食品有限公司より

ナッツ・ドライフルーツ専門店『 益點(えきてん)』新店舗 オープン

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「益點(えきてん)」は2009年より延吉市内で営業を開始した延吉秀愛食品有限公司の直営店舗です。
延吉特産の「松の実」のみならず、中国産原料と世界各国の高品質なナッツ・ドライフルーツ類を使用して、弊社独自の味付けナッツ、ミックスフルーツ等を製造販売しています。
既存店舗は2010年7月から開業し好評を得ていましたが、市の中心から若干離れた立地であったことから、更に多くの皆様に「ShoEi」及び「延吉秀愛」ブランドを認知していただくため、人通りの多い中心地区への移転を検討してきました。
今年に入り人気の“西市場”、“延辺大学”、“延吉百貨店”周辺に範囲を絞り、面積等の条件に合うテナントを本格的に探し、最終的に市の中心で商圏密集地(西市場近く)に良い条件が見つかったため、今回移転を正式決定しました。
3月中旬に契約後、内装工事を進めつつ、正式オープンの5月12日に向けて、従来店舗の登録顧客に対して、店舗従業員3名で一人一人に店舗移転のお知らせを連絡しました。また、開店が近づくにつれ、それぞれ新店舗の無事盛大な開店を祈りながら、開店用の店内装飾を作成したため、店舗従業員の開店に向けての思い入れもひとしおです。
新店舗オープン当日は、早朝よりアーチ型風船門、祝賀花火等の設置を行ない、10時18分に盛大な祝賀花火&爆竹音と共にテープカットを行ないました。
(午前10時は「黄金」、数字の18は「お金を儲ける」を指し、『商売繁盛』という意味で縁起が良い時間とされています。)

約40㎡とそれほど広くない店舗のため、開店と同時に殺到するお客様でごった返す中、工場営業担当、店舗従業員、皆で必死に対応し、初日売上は8600元(約14万円)と期待通りの大盛況でした。
これからも「益點」は高品質商品と、お客様に喜ばれるサービスで延吉の地で「ShoEi」、「延吉秀愛」ブランドを発信し続けていきます。
延吉へお立ち寄りの際は是非、「益點」新店舗へお越しください。

※「 益點(えきてん)」とは、一点(Yi Dian/少しずつの意味)と同様の発音で、有益であるという意味があります。「毎日少しずつ食べてもらえれば、健康になれる」という意味を込めた店舗名です。

Restaurant News

アンチエイジング・ベジ キュイジーヌ ハレノヒ食堂

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こだわりの無農薬有機野菜をふんだんに使用し、フレンチスタイルのヴィーガン料理(動物性食品を使用しない)で体質改善と癒しを提供するレストランです。濃いアーモンドミルクは、他のものでは出せない濃厚さがあり、メイン料理からデザートまで当店の様々な料理に手放せない存在となっています。濃いアーモンドミルクを使用したメニュー4品をご紹介いたします。

パプリカのファルシー(写真上)は、コースのメイン料理の一品です。詰め物をして焼き上げたパプリカに、アーモンドミルクとビーツのリゾットを添え、葉つき人参のソテーや緑色のブロッコリーソースで彩り鮮やかに仕上げます。
パプリカの中には、(下から順に)バルサミコ酢や蜂蜜、トリカトゥ(黒胡椒、長胡椒、生姜をミックスしたアーユルヴェーダのスパイス)で味付けたたかきび、もちきび(黄色い部分)、トマトベースのチリコンカンを詰め、最後にアーモンドミルクと山芋を合わせたクリームをのせ、180℃で15分程焼成します。
ピンク色のリゾットは、玉葱、にんにく、クミンを炒め、ビーツと切り干し大根のみじん切り、白ワイン、野菜出汁、玄米ごはんを加えて煮込み、最後にアーモンドミルクと黒コショウ・塩を加えて混ぜ合わせます。切り干し大根にはデトックス効果がありますし、しゃきしゃきとした食感も加わり良く噛むことで満足感も得られます。そして、ビーツは食べる輸血と言われるほど造血作用が高く、代謝を上げるとともに血液をキレイにし、女性ホルモンも整えてくれる効果があるんです。また、リゾットの鮮やかなピンクの発色は、ビーツとアーモンドミルクを組み合わせるからこそ出せる色なんです。

彩り豊かな料理をお出しすると女性は特に歓声を上げて喜ばれるのですが、それは理にかなっていて、その彩りが脳を刺激し女性ホルモンの分泌が活性化されるそうです。色が心身に与える影響はとても大きいと言われており、料理の彩りはとても大切にしています。
アーモンドミルクのシチュー(写真左上)は、玉葱とにんにくを炒め、しめじ、エリンギ、あやめ雪かぶ、二色のズッキーニ、セロリを合わせ炒め、白ワイン、野菜出汁、ココナッツミルク、アーモンドミルク、五香粉、トリカトゥを加えて煮込みました。赤ワイン塩、紅くるり大根、ピンクペッパー、人参の葉、黒胡椒をトッピングして仕上げます。スパイシーながらもクリーミーで優しい味わいです。

 あわめんパスタ(写真右上)は、タピオカ粉とあわ粉で作られたもので、グルテンフリーなのにもちもちとした食感です。アーモンドミルクのソースは、玉葱、にんにくを炒め、ホタテに見立てたえのき茸の根元、しめじを加え、最後に白ワイン、塩、野菜出汁、白味噌、アーモンドミルクを合わせます。アーモンドミルクソースに茹でたあわめんパスタを絡め、ソテーしたズッキーニやフレッシュマッシュルームのスライス、ブロッコリーのソースをかけて仕上げます。アーモンドミルクに少量の白みそを合わせることで、濃厚でコクのある味わいに仕上がります。

 デザート(写真右下)は、アーモンドミルクを使用したローケーキ(火を入れないケーキ)です。ベース(白い部分)は、2時間~一晩浸水させたカシューナッツ、アーモンドミルク、ココナッツオイル、アガベシロップ、玄米甘酒、レモン果汁、バニラオイル、塩をフードプロセッサーにかけたものです。オレンジ色の層は、このベースに、北海道産のシーベリーとゴジベリー(クコの実)を加えミキサーにかけたものです。シーベリーの酸味が効いた爽やかな味わいです。底の部分は、デーツ、タイガーナッツパルプ、黒ごまアーモンドきな粉、ローカカオパウダー、ココナッツオイル、玄米甘酒、塩をフードプロセッサーにかけたもので、ザクっとした食感のアクセントになっています。こちらのローケーキは、今回はシーベリーとゴジベリーを合わせましたが、季節によってフルーツを変えて提供しています。
 
当店は完全予約制になっておりますので、事前にご予約頂ければ、今回ご紹介したメニューをコース料理の中でお召し上がりいただけます。 
今後は、長年の飲食業界での経験を活かし、レストランの他、自宅でカフェやレストランを開きたい方に向け、おうちカフェオーガナイザー養成講座等を行ない、アンチエイジング料理の普及や、食の大切さを発信していきます。そして、何よりの夢は、食を通じて世界を平和にすることです。皆が家庭で愛情のこもった手料理を食べて育ったとしたら、世界で戦争は起こらない、そう考えています。

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