SHOEI NEWS2017年 6月号 Vol.208

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商況案内

カリフォルニア・アーモンド 第一次収穫予想

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 カリフォルニア現地時間の5月10日に、2017年産カリフォルニアアーモンドの第一次収穫予想が発表されました。

<第一次収穫予想>
予想収穫量 22億ポンド     (参考:2016年産の収穫量 20億ポンド)
予想収穫面積 100万エーカー   (参考:2016年産収穫面積 94万エーカー)
予想単収 2,200ポンド/エーカー  (参考:2016年産の単収 2,280ポンド/エーカー)

 4月末時点での2016年産の収穫量は、過去最高の21億32百万ポンドに達していますが、2017年産の第一次収穫予想はそれを約3%上回る22億ポンドとなりました。
 予想収穫面積は先だって4月26日に発表された100万エーカー(前年の94万エーカーから6.4%増加)がベースとなりますが、開花序盤の降雨の影響により1エーカーあたりの単収は前年の2,280ポンド(1,034kg)に対し3.5%減少し、2,200ポンド(998kg)との予想です。
なお、第一次予想(Subjective estimate)は、4/25~5/4に実施された生産者に対する「電話での聞き取り調査」をベースに算出されています。農園での立ち入り調査結果によって算出される、より信頼性の高い最終収穫予想(Objective estimate)は、7月6日に発表される予定です。
 今年の開花は降雨によりミツバチの活動時間が制限されたものの、気温があまり上がらなかったため、開花期間は長めとなりました。開花前の大雨と序盤の降雨により土壌がぬかるみ、農業機械が農園に入れず農薬の散布ができないなどの問題はありましたが、干ばつが長年続くカリフォルニアにとっては恵みの雨となり、開花以降の生育も良好なようです。
 また、第一次収穫予想の発表翌日(5月11日)に4月末締めのアーモンドポジションレポートが発表され、4月末時点での収穫量は上記の通り21億32百万ポンドとなり、前年同時期の18億91百万ポンドに対し113%となりました。前年からの繰入在庫を含めた総供給量も25億ポンド(前年比112%)となっています。
 一方で累計出荷量は16億ポンドに迫り(前年比121%)、成約済み数量4億ポンドを加えると20億ポンドに達しており、2016年産の収穫量に対し93.8%が販売済みにあたります。このため、品種やサイズによっては現物在庫が品薄となっていますが、4月単月の総出荷量は中国、インド市場への出荷減が大きく響き1億52百万ポンド(前年比90.7%)と前年割れしており、5月以降の出荷も前年割れとなることが予想されます。
 現地の市況ですが、第一次収穫予想に先立って4月26日に発表された2017年度の収穫面積が、上記の通り100万エーカー超えであったことから、収穫予想発表直前は23億5千万ポンド程度を予想するような楽観的な声も業界内で聞かれ、現地相場は弱含みとなりました。それに対し実際の収穫予想が単収減により22億ポンドにとどまったことから、現地サイドとしては思ったほど収穫量が伸びないとの印象が強いようですが、第一次収穫予想はあくまで生産者に対する電話での聞き取り調査の結果であり、7月の最終予想が上方修正となることも未だ期待されていることや、5月以降の出荷が前年割れする可能性が高いことから、当面現地相場は軟調推移になるものと思われます。
 ただし、今後の中期的な相場動向をみる上では、第一次収穫予想の発表を待っていた各国バイヤーが、現時点でどの程度先まで手当済みか不透明であること、サイズ・品種に より現物在庫の状況にばらつきがあること、干ばつの緩和により2017年産の収穫が遅れる可能性があること等の懸念もあります。

2017年産 トルコレーズン市況

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 2016年産トルコレーズンの収穫量は、豊作型の310,000トンとなったことにより廉価となっている状況から、ヨーロッパ市場からの需要が高まっています。2016年9月~2017年3月末(7ヶ月経過)時点におけるトルコレーズンの総出荷量は、前年同時期対比約30%増の278,498トンと、好調を維持しています。
 2017年産は、懸念された開花時期における霜の被害も発生せず、昨年の31,300トンには及ばないものの、例年並みの収穫量となることが予想されます。
 トルコレーズンは独特の明るい色調と、フレッシュ感のある風味が特長で、ラム酒漬けレーズン等の製菓材料に最適な商材となっています。2015年産は大幅減産により価格が高騰いたしましたが、この度ご使用しやすい価格帯に推移しておりますので、この機会に是非トルコレーズンのご検討をいただけます様、宜しくお願い申し上げます。

2017年産 カリフォルニア・クルミ市況

チャンドラー種の房当たりの結実数が2~3個であった昨年に比べ、今年は1~2個のものが多い状況

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 現地時間の5月10日に発表されたカリフォルニアクルミ協会の出荷レポートによると、4月末時点のハンドラーの受入収量は680,087ショートトン(以下ST)に達し前年比113.0%、繰越在庫を含めた総供給量は745,257STで、前年比108.7%となっています。
 4月単月の出荷量は、殻付換算で41,845ST(前年比84.5%)、品目・出荷先別にみますと、殻付は、アジア地区(中国※香港、タイ、ベトナム含む、インド)への出荷が前年を上回りましたが、その他の地域(北米、ヨーロッパ、中東地域)は軒並み出荷減となっており、特にトルコ、UAEへの出荷減が、全体の出荷量へ大きく影響を及ぼしました(前年比67.7%)。
 剥実は、ドイツ、UK、イスラエル、日本への出荷は伸長しましたが、北米地域(米国、カナダ)への出荷が大幅に落ち込んだことで、全体の出荷量は減少しています(前年比87.1%)。4月までの累計出荷量は、殻付換算で568,250 ST(前年比120.7%)となり、総供給量(4月末時点)の76.2%が出荷されたこととなります。なお、前年同時期は総供給量に対し68.6%の出荷であったことから、引き続き前年を上回るペースで出荷が進んでいます。
 現地の状況につきましては、引き続きオファー自体の入手が困難な状況ではありますが、スポット的に提示される4月末の現地相場は高騰しており、年明けのオファー価格から20~25%も値上がりしています。
 新物の状況ですが、現地からの情報によると、主要品種であるチャンドラー種では房当たりの結実数が2~3個であった昨年に比べ、今年は1~2個のものが多いとのことです。時期尚早ではありますが、収穫開始時期については昨年よりも10日前後遅くなるものと予想がされています。

海外乳製品市況

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 相場全体としては懸念されていた生乳生産量の減少が緩和される見込みになったことから楽観ムードが漂っていますが、一方で各製品価格はそれぞれの事情で異なった値動きを見せています。

 乳製品の三大生産地は米国、オセアニア(豪州、NZ)、欧州と言われています。
 今期はオセアニア産の天候不順や、乳価下落により生産意欲を失った欧州産の影響によって、米国を除く主要生産地の大幅減産が懸念されていましたが、その後の天候回復と乳価上昇により、年明けから生乳生産量は回復傾向にあります。
 通常であれば、生乳生産量の回復に伴って、乳製品価格も下落していきますが、現在は 教科書通りの動きを示していません。特にバターにおいては、米国を始め先進国においてトランス脂肪酸を敬遠する動きが活発化し、マーガリンからバターへの置き換えが加速度的に進んでいます。また、主要供給国であるNZが乾乳期に入り供給が先細るため、今まで買うタイミングを見計らっていたバイヤーの買いが集中したため、5/16開催のGDTにおいては前回比111.5%と急上昇しました。
 また、全脂粉乳においてもバター同様、NZが乾乳期に入るため、例年通り大口需要家である中国からの季節的な買いが強まったことから上昇傾向に入っています。一方で、脱脂 粉乳だけは需要が高まらず軟調な推移を見せています。加えて欧州政府が相場の下支えとして買い入れた35万トンの脱脂粉乳が未だ消化の目途が立たないことも上値が伸びない原因のひとつとなっています。
 今後も、生乳生産量は回復傾向にはありますが、各製品は、引き続き、製品毎に異なった動きを見せると考えられます。バターは堅調な需要が続く予想のため、横這いあるいは上昇傾向、全脂粉乳はNZのシーズン入りを見越して7月頃から反落、脱脂粉乳は引き続き余剰があることから軟調な価格が続くと予想されます。        

商品案内

6種のラミーフルーツ(CF)

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 洋菓子の定番であるパウンドケーキやシュトーレン等の原材料である「6種のラミーフルーツ」が、この度生まれ変わって新発売いたします。
 フルーツの産地を厳選、フルーツ本来の風味を追及し、更に美味しくなった「6種のラミーフルーツ(CF)」を是非ご使用ください。

<商品特長>
・6種類のフルーツの産地を厳選し、全て中国産以外といたしました。
・漂白剤を不使用とし、従来の着色料・保存料不使用と合わせて、より安心・安全とし、フルーツ本来の色味と風味を大切にいたしました。
・オレンジピールを自社の独自の製法で糖漬け加工し、フルーツ全体に爽やかな風味を与えました。
・味の決め手となる洋酒はブレンドし、芳醇かつ、後味すっきりのキレのある味わいに仕上げました。

<使用方法>
フルーツケーキ、クッキー、パンなど、お好みに合わせて幅広くご使用いただけます。

★商品サンプル・リーフレットをご用意しておりますので、詳細は弊社営業担当者までお申し付けください。

フレーバーオイルのご案内

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 弊社取り扱いのBasso社は1904年にイタリア南部カンパニア州アベリーノで創業した老舗のオリーブオイルメーカーで、1世紀以上に渡り良質なオリーブオイルを生産しています。
 この度、オリーブオイルのラインナップとして、新たに料理に合わせて手軽に風味付けができるフレーバーオイル4品を新発売いたします。パスタやピッツア、肉・魚料理、サラダ、炒め物や焼き物などに幅広くご利用いただけます。

用途:パスタ、ピザほかイタリア料理全般、サラダ、カルパッチョ、ドルチェ等

■チリペッパー
チリペッパー(唐辛子)を加えたスパイシーで香りの効いたフレーバーオイルです。
ピリッとした唐辛子の風味が楽しめ、パスタやピッツア、各種料理の辛味のアクセントとしてお使いいただけます。
■トリュフ
芳醇なトリュフの香りが際立つフレーバーオイルです。
パスタ、リゾット、肉料理やスープに一振りするだけでワンランク上の一皿に仕上がります。
■バジル
フレッシュなバジルの香りが料理のグレードをアップします。
パスタ、ピッツア、肉・魚料理、野菜の風味づけ、炒め物や揚げ物に最適なフレーバーオイルです。
■レモン
さわやかなレモンの風味がいきたフレーバーオイルです。
さまざまさ料理と相性がよく、肉・魚料理、サラダからフルーツ、ドルチェまで幅広くご利用出来ます。


<弊社取り扱いオリーブオイル ラインナップ>

■エキストラバージンオリーブオイル  
地中海沿岸地方等の太陽と大地が育んだ、オリーブから搾りました。フレッシュで芳醇な香味が引き立つよう、バランスよくブレンドしております。

用途:パスタ、ピザほかイタリア料理全般 サラダ、マリネ、ドレッシング、パン等

■ピュアオリーブオイル  
エキストラバージンオイルと精製オリーブオイルをブレンドしました。フレッシュで芳醇な香味を残し、マイルドに仕上げたオイルです。

用途:炒め物、揚げ物等


オリーブオイルを使用した料理・パンのレシピ、リーフレットをご用意しております。弊社営業担当者までお問い合わせください。



                        

正栄だより

Sweets News

ガトー・プロヴァンセル

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 6種のラミーフルーツを使った生ケーキのご紹介です。6種のラミーフルーツは以前参加した講習会の焼き菓子が、きっかけで知りました。今までのフルーツ洋酒漬のイメージを大きく上回る味わいだったので、衝撃を受けたのを覚えています。当時は独立開店準備中でしたから、オープン後のメニューに使おうと思っていました。
 「ガトープロヴァンセル」は、アーモンドをきかせたダックワーズ生地を底に敷き、アーモンドのヌガーと6種のラミーフルーツを合わせたムースをのせました。中にアプリコットのゼリーと、ラベンダーのムースをしのばせて、華やかな香り、甘味と酸味のバランスを楽しめるケーキにしました。仕上げにナパージュヌートルで覆い、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、赤スグリなどを飾りました。ちなみに、アプリコットとラベンダーは、フランスのプロバンス地方によくある相性の良い組み合わせです。
 こちらは4月から7月の季節限定で販売しています。
この「ガトープロヴァンセル」の他に、「ボンヌ・キャリテ・ケーク」、クリスマスのシュトレンの3種類に6種のラミーフルーツを活用しています。6種のラミーフルーツはラム酒とトリプルセックがブレンドされた爽やかな風味なので、そのまま使っても美味しいですし、洋酒やフルーツを追加して簡単に味のバリエーションを広げることもできます。
 下の写真は、クグロフ型の「ボンヌ・キャリテ・ケーク」です。高品質なという意味があり、手土産等におすすめです。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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