SHOEI NEWS2020年 3月号 Vol.241

CONTENTS

お知らせ

「Shoei Foods Fest 2020」 展示会中止のお知らせ

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 平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
 弊社では、新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月15・16日に東京ドームシティプリズムホール(東京都文京区)で開催を予定しておりました「Shoei Foods Fest 2020」を中止致します。

 御来場者ならびに関係者の皆様の健康面を配慮し、展示会開催は困難との判断に至りました。皆様のご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

商況案内

南アフリカ産フルーツ缶詰市況&現地レポート

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 フルーツ缶詰の主要商品となる黄桃は、北半球に位置する日本やギリシャ、中国といった国々では6月から9月が収穫期となりますが、南半球に位置する 南アフリカでは季節が逆転し12月から3月が収穫期となります。
 南アフリカ産のフルーツ缶の生産は、シーズンの一番初めにあんずの製造が例年11月頃より始まり、その後に黄桃、フルーツカクテル、洋梨、リンゴ、グアバと続いて製造されます。
南アフリカは一昨年、「1000年に一度」と言われるほどの大干ばつに襲われ、果物の生育に大きく影響が生じました。今年の状況については、地域により差はありますが例年に比べると不十分ではあるものの、灌漑に大きな影響は出ないとのことでした。
 しかしランゲバーグ&アシュトンフーズ社によると、あんずは、9月上旬から中旬の開花時期に、主要産地で熱波の影響で受粉が十分に行なわれなかったことに加え、11月中旬からの収穫時期直前の夜間の低温により、ハーフ形状で使用できる果実の収穫が大幅に減産となりました。
 生産量は、生食用含めて昨年比34%減の16,300トンとみられており、缶詰の生産期間も例年1ヶ月程のところ、今年は2週間で製造が終了し、弊社への供給数量も限定的なものとなりました。

 黄桃は、収穫期冒頭は天候不順が要因となり玉伸びせず、小粒傾向の影響で予定より10%程度出遅れましたが、徐々に回復傾向にあり、缶詰用の黄桃は昨年比7%増の49,000トンの収穫が見込まれています。
 洋梨は、平年より熟度が進むのが早い傾向にありますが、天候が順調に推移すれば前年並みの19,000トンの収穫が見込まれています。
 あんず以外の南アフリカ産のフルーツ缶は、現在も引続き原料果物の収穫や製造が行われており、今後の天候等の影響により原料事情が変わることがございます。
 各種フルーツ缶の詳細につきましては弊社営業担当者までお問い合わせくださいます様、よろしくお願いいたします。


2019年産クランベリー市況

主に天候不順の影響で前年比の17~25%の減産

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 2019年産クランベリーは主要生産地域(マサチューセッツ州、ウィスコンシン州、メーン州等)で前年比 17~25%の減産となりました。天候不順が主な原因で、全体的にクランベリーの実が小粒傾向のため、ドライクランベリー製品用の割合が少なかったとのことです。
 全世界的な需要は依然として高いままで、特にアメリカ国内向け、ヨーロッパ向けの引き合いが非常に強く、オファ一価格は前年比5~10%値上がりで提示されました。
 各サプライヤーでは、この減産を受けて、ドライクランベリー製品の需要に対して原料在庫の不足が深刻な問題となる見込みです。
 さらに詳しい情報につきましては、弊社営業担当者までお問合せいただけます様、よろしくお願い申し上げます。

トルコ産ゴールデン、トンプソンレーズン市況

2019年産トルコレーズンの収穫量は290,000~300,000トンとの見込み

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 2019年産トルコレーズンの収穫量は290,000~300,000トンとの見込みで昨年対比約13%増産になり、天候にも恵まれ収穫は無事に終了いたしました。
 2018年産トルコレーズンは、USレーズンの価格高騰に伴い、農家がトンプソン(黒タイプ)の生産量を増やしましたが、これによりゴールデンレーズンの供給がタイトとなり、一時期はゴールデンレーズンがトンプソンレーズンよりも高値で推移し価格が逆転していました。
 しかしながら、トンプソンレーズンの乾燥期間は約2~3週間とゴールデンレーズンに比べ約1~2週間長く、乾燥期間中に降雨に見舞われるリスクがあることから、2019年産は現地農家がトンプソンレーズンの生産量を減らし、再び生産効率の良いゴールデンレーズンの生産量を増やしています。
 一方、ゴールデンタイプの生産量増加により、トンプソンタイプは生産量が減少し再びゴールデンレーズンよりも高い価格となってはいますが、世界的にレーズンの供給に余裕が出てきていることから、全体的な相場は弱含みで推移しています。

海外乳製品市況

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 海外乳製品相場は産地・製品ごとにまだら模様となっています。主要生産国での生乳生産量は欧州・米国ともに微増、豪州・NZともに減少となっていますがトータルで見ると微増となっています。ただし、豪州は下げ止まりが見られる一方でNZは北部での乾燥状態が深刻で今後更なる減少の可能性が出ており供給制限の声も出ています。
 製品別にみた場合、バターは欧州産が非常に安定した状態が続いている一方でNZ産は前述の生乳生産量減少予想から上昇基調にあります。
 NZ産はFOB$4,290/mt近辺、欧州産はFOB$3,970/mt近辺となっており、引き続き欧州産がNZ産を下回る価格の逆転が続いています。ただ、中国相場に左右されやすいNZ産は新型コロナウィルスの影響と供給制限が相まって先行き不透明です。
脱脂粉乳と全脂粉乳については同じく新型コロナウィルスの影響で消費の減退と物流の停滞で中国の輸入数量が減る見込みから主要輸出国のNZは下落基調にあります。
 一方で欧州にはまだ影響は波及しておらず落ち着いた相場となっています。NZ産全脂粉乳はFOB$3,040/mt近辺、脱脂粉乳は$2,910/mt近辺、欧州産全脂粉乳は$3,390/mt近辺、脱脂粉乳は$2,890/mt近辺となっています。
 今後はNZの生乳生産量と新型コロナウィルスの影響が相場を左右する見通しです。
 なお、国内に目を向けると引き続き国産脱脂粉乳とホエイは潤沢にあり、供給が十分にある上に一部特値販売も見られ輸入品との価格逆転も見られます。バターに関しても供給制限から一転しポンド含めて十分な供給がある状況となっています。

正栄だより

スーパーマーケットトレードショー2020開催される

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スーパーマーケットトレードショーが2月12日~14日、幕張メッセにて開催されました。同展示会は業界最大の見本市といわれ、年々規模が拡大しています。今回は弊社食品営業部の新製品「BIG 5種のバラエティーミックス」、「素焼きミックスナッツ6種」、「4種のロカボミックスナッツ7」をメインに展示、試食を行ない、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。
 また筑波乳業株式会社のコーナーでは無添加 濃いアーモンドミルク 砂糖不使用、濃いアーモンドミルク~ほんのり黒糖入り~、香ばしロースト、まろやかプレーン、濃厚プレーンを展示、2月14日には「第52回ミス日本コンテスト2020」グランプリの小田安珠さんをお招きしてアーモンドミルクの試飲を行ないました。
  
 会期中は新規の御客様との商談、問合せも多数いただた展示会となりました。
 最終登録入場者数は新型コロナウイルスの影響もあり、80,428名(昨年88,412名)でした。
 既存の御客様との更なる関係強化と新規の御客様との繋がりを大切にし、今後の販売活動の糧とするべく邁進する所存です。御来場、弊社ブースにお立ち寄りいただいた皆様、この場をお借りし御礼申し上げます。

2020年バレンタイントレンド情報

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■令和最初のバレンタインデー
 元号が変わり初めてのバレンタインデー。今年の統計として個数や平均購入額は上昇傾向に!その理由として誰もが知っているバレンタインイベントに「令和初の」など付加価値がつくと参加する人が増えるといったことでより多くの人がチョコレートを購入したようです。また今年のバレンタインデーは金曜日ということもあり多くの人にとっては休日前夜となるため恋人にチョコレートをあげたり、仲間と集まりチョコレート交換をして過ごした人も多かったようです。ここ最近は「義理チョコ」をやめる傾向があり市場規模もわずかに減少傾向でしたが、令和になり「義理チョコ」という名前ではなく日頃の感謝の気持ちを伝えるための「サンクスチョコ」がトレンドとして取り上げられました。

■今年も大盛り上がりのサロン・デュ・ショコラ
 日本での開催は18回目を迎えるパリ発の大人気イベント「サロン・デュ・ショコラ」が今年も新宿NSビルにて1/27(月)~2/2(火)の7日間で開催されました。
毎年、盛り上がりを見せるイベントですが今年も23のブランドが初登場し全112ブランドでの出店に。来場者数の多さから混雑緩和や待ち時間短縮のため数年前から時間帯別チケットの事前購入制になった本イベント。10時のオープンに合わせ会場に向かうともうすでに開場待ちの人で大行列をなしていました。入場すると人気のブランド前にはショーケースが見えなくなるほどの人だかりが!会期終了を待たずして売り切れる商品も続出し、人気の高さが伺えました。

■カラフル、艶、さまざまな形や彩りで目を引く美しさ
 数多くのブランド出展でボンボンショコラからタブレットチョコレートなどさまざまな商品が見られました。今年は特に形にこだわったものや鮮やかな色合いのもの、つややかな見た目のチョコレートが多く見られたように感じられます。レモンクリームとメレンゲの可愛い見た目でロリポップ風の串に刺したチョコレート。一口で食べるとケーキを食べているような満足感のある一品で味のバランスの良さが際立ちとても上品な味わいでした。

■会場でしか味わえないデザートやチョコレート料理も!
 サロン・デュ・ショコラの会場限定でしか味わうことのできない皿盛りのデザートやチョコレートを使用したお料理もありました。シェフによって目の前で手際良く仕上げられていくライブ感もまた人気のひとつです。チョコレートを使用した冷麺やビビン麺などもあり、イートインスペースはお昼時には満員に!有名レストランのパティシエが作るアマゾンカカオとふきのとうのかき氷を頂きました。ふわふわに削ったかき氷にカカオバターとふきのとうのソースがダブルでかけてあり、カカオの香りがふきのとうのほど良い苦みで引き立てられていました。

■まだまだ人気の和素材
 今回も和素材を使用したチョコレートが多く見られ、日本人パティシエはもちろん、海外のパティシエにもどんどん取り入れられていて、抹茶や柚子、わさび、桜、日本酒、八丁味噌などさまざまな素材と合わせたチョコレートがありました。本来の和素材の使われ方よりも新しい味の発見があり、日本人とはまた違う使い方が面白かったです。
また、油揚げと酸味のあるチョコレートを合わせたアイデアいなり寿司など味だけではなく日本食をチョコレートで表現しているような斬新な商品もありました。

■ご褒美チョコ需要の拡大
 日頃から頑張っているご褒美として高級なチョコレートを自分のために購入する「ご褒美チョコ」がここ数年で本格的にブームになり売り上げを伸ばしています。
今年のバレンタイン意識調査のデータによると、本命チョコよりもご褒美チョコにかける予算が急上昇し昨年比+700円という結果も出ているそうです。

■チョコレートに対する消費者の意識の変化 ~健康チョコが人気に!~
 チョコレートは糖分が高く食べ過ぎると体に良くないと思われがちですが、ここ最近は消費者の意識にも変化が出てきています。カカオ分の高いチョコレートは美肌効果、便通改善効果、生活習慣病予防が期待できることなどから女性にはもちろん、贈られる側の男性にも嬉しい効果ばかりです。サプリ感覚で摂取したり健康効果が期待できるという考えに変化してきています。父親や恋人には健康を意識した糖質吸収の低いチョコレート、自分のご褒美や友人には美を意識したチョコレートをあげるといった相手に合わせたチョコレートを選ぶという楽しみ方もあるようです。

Event News ~ RunGirl 走る女性のパワーで毎日を豊かに ~

■ RUN & Challenge! 15~30㎞ のロング走

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2020年2月2日、駒沢オリンピック公園で、女性ランナーの企画集団‘RunGirl(ランガール)’主催の練習会が開催されました。
汗だくで走るイメージのランニング。。。RunGirlは、女性がおしゃれに走るには、まだまだ日本では優しい環境ではない!そこで、「RUN&」というテーマで新しい魅力を提案・社会貢献し、走る女性のパワーで毎日を豊かにする様々なアイディアをかたちにし、現在は「Run&」というテーマでランニングの新しい魅力を提案したり、社会貢献している女性ランナーによる企画集団です。

この日の距離は15~30㎞のロング走練習会。1㎞5分~7分で、ペーサーの方と共に走り切ります!ただただ走る練習ではなく、補給食や給水を提供する「エイドステーション」を設け、身体が必要とするものをベストなタイミングで摂取し、ランニングコンディションを保ちます。RunGirlのメンバーでもあるオリンピアンでアスリートフードマイスターの大島めぐみ氏監修で、さまざまな食品がランナーの皆さまをサポートします。
         
15㎞地点では、トマトやマロン(商品名:デコールマロン)を補給。
水分の多いトマトはジューシーで食べやすく、糖分の多いマロンで軽くエネルギーを補います。デコールマロンは甘すぎず、マロンの形状がコロンと食べやすいのです。20㎞地点では、いちご・ぶどう・梅。
汗で失われたミネラルと水分を補給する目的です。23㎞地点、笑顔で語りながら走っていたランナーの皆さまも息が上がってきました!
「お腹が空いたよ~!」との声も。
ここでは、レーズン・カステラ・チョコレート。残りの7㎞を走りきるため、たっぷりエネルギー補給をします。レーズンは糖質やミネラルも豊富でエネルギー源として最適です。
ついに、完走!そのあとは、無添加濃いアーモンドミルクを飲んで、酸化した身体の回復を促進させます。必要な食を意識し摂取することで、エネルギーとなり、最後まで走り切ることができるのですね。

一般社団法人 ランガール
メディア・ファッション・ビューティー・ヘルスケア業界の総勢13名のランナーによる企画集団で会員数約100名
https://rungirl.jp/

Sweets News

トモニパン

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 大通りに面したガラス張りの店内にはさまざまな種類のパンが並び、買い求める為に出入りする方で賑わっています。成田にあるトモニパンは、次々とオーブンから焼きあがるパンが売り場に並べられていきます。店内からも厨房が見渡せるのでパン作りの工程から販売まで見えるようになっており、購入する方も安心して商品を手に取ることができます。
 今回はレーズンを使用したパン3種類をご紹介致します。
 
 「大人ラムレーズン」(写真中央)はレーズンが浸るくらいにラム酒を継ぎ足しながら3週間ほど漬け込みラムレーズンを作っています。ラムレーズンと練乳を使用したミルクバタークリームを合わせ歯切れの良いフランスパン生地でサンドをしています。芳醇なラム酒を目一杯含みふっくらとうま味が増したレーズンを使用し高級感のある一品に仕上げました。

 「ぶどうとオレンジ」(写真左)はレーズンとオレンジピールを混ぜ込み爽やかな味わいに、「ぶどうとくるみ」(写真右)は相性の良いレーズンとくるみをふんだんに使用したパンです。どちらも水分を多く含んだフランスパン生地で、外はカリッと中はもちもちとした食感が特長です。     
 レーズンは自家製で漬け込んでおり柑橘系の洋酒などを使用し、色味を出す為に赤ワインも加えて独自の配合でブレンドをしたものに漬け込んでいます。レーズンと洋酒が合わさって、よりパンのうま味を引き立てています。
 パン生地に混ぜ込み、焼き上げた際に生地の水分を奪わないようしっかりと洋酒に漬け込むことが重要です。食べた時のパンとレーズンの一体感を味わって頂きたいです。

 パンを作る上で大事にしていることはクロワッサンやデニッシュなどのパンは水分をしっかり飛ばすように低温長時間で焼き上げ、ザクザク感を。漬け込みフルーツなどを混ぜ込んでいるパンやフランスパンは高温短時間で焼き上げもちもち感を意識し、食べる方のイメージを壊さずに印象に残るパン作りを心掛けています。

 今後は焼き菓子をもう少し増やす予定です。日持ちがするものではなく手に取ってすぐに召し上がって頂けるような商品を増やしていきたいです。また、少ない人数で生産性を上げもっとできることを増やすということも課題として取り組んでいます。

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