SHOEI NEWS2020年 7月号 Vol.245

CONTENTS

商況案内

2020年カリフォルニア産レーズン状況

2019/2020シーズンの出荷量は累計で前年比25%弱増えている模様

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現地カリフォルニア州フレズノ地域は、霜害のリスクのある4月が無事に過ぎ、5月以降の生育期に入りました。
2020年産はバンチカウント(木一本あたりの房数)が少ないと言われていますが、バンチカウントが少ない場合、実がしっかり入ったぶどうへ生育するとも言われており、収穫量はまだ見通しが立ちません。
6月に入り、生育に適した摂氏30℃以上へ気温が上がっている模様で、セルマピートなど早生の品種は、ぶどうの実が柔らかくなり始めています。
アメリカでは新型コロナウイルスの蔓延はなかなか収束する気配がありませんが、6月に入り、企業(オフィスへの出勤)や学校は徐々に再開しているとのことです。
また、3月頃からの”巣ごもり需要”は、5月後半あたりから落ち着きつつあるとの情報が入ってきています。
輸出販売を含めた全体の需要は、非公式情報ですが、2019/2020シーズンの出荷量は累計で前年比25%弱増えている模様です。
コロナウイルスの特需が落ち着きつつある中で、今後の需給バランスの変化が注目されます。

2020年オーストラリア産レーズン状況

熱波及び乾燥時期による降雨の影響により色調が暗い

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2020年産のオーストラリアレーズンの収穫量は12,000メトリックトン(以下MT)程度となる見込みで、昨年の15,600MTから23%程度の減産の予想です。
オーストラリアレーズンの収穫期は3月~4月が最盛期になりますが、昨年12月から熱波による異常気象による干ばつが発生しており、日中の気温は通年の気温と比較し+13℃高い47℃となり歴史的最高気温が記録されました。
そのため、成熟期の葡萄は熱波によるダメージを受け、実入りが少ない葡萄が発生しているとの情報です。
また、乾燥時期に20mm程度の僅かな降雨が複数回発生し、葡萄の乾燥期間が延長されたことから、例年より約2週間遅れて収穫が開始されました。
収穫期の雨の影響で品質に影響は無いものの、2020年産のオーストラリアレーズンは色調がやや暗い傾向となっています。

2020年カリフォルニア産ストロベリー新物状況

繰越し在庫不足、現地価格値上がり

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カリフォルニア産ストロベリーは、5~6月にかけて加工用向けがピークを迎えます。
今年は新型コロナウイルスの影響から労働力の確保が困難な状態で、労働コストは上昇しています。但し、収穫や生産においては大きな問題なく、工場は通常稼働しております。
気候は今のところ良好で生育は順調と報じられています。作付面積は34,167エーカーと前年比で3~4%程増えていますが、全体的な収穫量は今後の天候次第となります。
新型コロナウイルスの影響で現地フレッシュ需要は減少していますが、繰越し在庫が非常に少ないことに加え、小売り用冷凍ストロベリー小袋商品の販売は好調で、加工用向け原料の需要は増加しているといえます。
これらの要因から、今期の現地オファー価格は値上がり傾向となっています。
また、カリフォルニア産ストロベリーの品種はここ数年単収の良さからモントレー種が中心品種となっており、今年も継続して供給可能な状況です。
なお、現地工場は現時点では通常稼働していますが、今後の情勢によっては船積み遅延などが発生する可能性はありますので引き続き注意は必要となります。
詳細につきましては、弊社営業担当者までご連絡くださいます様、よろしくお願いいたします。

2020年中国産ストロベリー新物状況

フレッシュ需要減、現地価格値下がり

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今期の中国山東省地区のストロベリーの収穫は、例年通り5月上旬頃から開始となり、5月末頃までに終了しています。今年は新型コロナウイルスの影響が懸念されていましたが、収穫時期を迎える頃には工場の工員もほぼ通常レベルまで戻り、大きな問題もなく生産されました。
収穫時期後半は、雹が降るなど天候不順の影響から歩留まりの低下が報じられ、山東省地区の収穫量としては前年比約10%の減産を予想しています。
市場の動向は、今年は例年と比べて繰越し在庫にも余裕があり、更に新型コロナウイルスの影響から現地フレッシュ需要も減少し、農家の原料価格は下がり基調となりました。
これらの要因から、現地人件費や製造コストは引き続き上昇しているものの、今期の現地オファー価格は値下がり傾向となっています。
詳細につきましては、弊社営業担当者までご連絡くださいます様、よろしくお願いいたします。

乳糖市況

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現在乳糖相場が急騰しています。新型コロナウィルスが大きく需給に影響を及ぼしているためで要因は3つあります。
1つ目はロックダウンの影響で特に業務用のチーズの需要減によって製造量が下がり、副産物の乳糖の製造量が減る見込みが出たことです。米国では4月が単月で前年比▲16%となっています。
2つ目は前述のチーズの製造減によりプロダクトミックスがチーズ・ホエイからバター・脱脂粉乳へのシフトが起こり、脱脂粉乳の成分調整用の乳糖の需要が上がると見込まれたことが挙げられます。
3つ目は乳糖の確保を懸念した育児粉乳メーカーが需要以上に買いに入ったことです。
6月に入り欧州相場は上昇に歯止めがかかり、直近3年の乳糖の価格推移では現行相場水準で頭打ちとなっていますのでピークを迎えつつある予兆もありますが、新型コロナウィルスが今後どのように影響をもたらすかにもよって変動しますのでまだ不安定な状況です。

海外乳製品市況

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海外乳製品相場は引き続き新型コロナウィルスの影響を受けています。直近では各国でロックダウンや移動制限の解除が続き乳製品の需要も回復しつつあることから相場も反発しており、最悪期を脱したムードとなっています。ただ新型コロナウィルスが蔓延する前の2月の相場までは戻っておらず、今後実需次第の相場になる見込みです。
製品別にみた場合、バターは欧州産が反発し徐々に価格を戻しつつありますがNZ産は欧州産に近づく形で価格を下げています。NZ産はFOB$3,610/mt近辺、欧州産はFOB$3,520/mt近辺となっており、価格が収斂しています。
全脂粉乳と脱脂粉乳は共に反発しています。NZ産全脂粉乳はFOB$2,800/mt近辺、脱脂粉乳は$2,570/mt近辺、欧州産全脂粉乳は$3,030/mt近辺、脱脂粉乳は$2,450/mt近辺となっています。
欧州では政府の対応が求められる中で民間在庫補助制度が発動され、余剰となった乳製品の保管料補助金が申請者に対して給付されています。相場の反発に貢献したと見られますが、5月末時点で総枠の利用率はチーズで40%、バターで26%、脱脂粉乳で7%と想定より低くなっており、市場の見通しがさほど悪くないことを示唆していると思われます。
 国内に目を向けると主要乳製品諸国と同様に新型コロナウィルスの影響を大きく受けています。引き続きホテル・レストラン向けの業務用乳製品は動きが悪くなっていますが、休校が続いていた小中学校は解除されつつあり給食向け牛乳は動きつつあります。
ただ生乳生産量の増加もあり乳製品在庫は増えておりバター・脱脂粉乳は潤沢にある状況です。今後は国外・国内ともに新型コロナウィルスの感染状況次第で相場が大きく動く見込みです。

商品案内

トッピング用材料のご案内

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弊社では、手軽にご使用いただけるトッピング商品を多数取り扱っております。
ドーナッツ、パンケーキ、ドリンク、パフェ、アイスクリーム、グラノーラ、サラダ、料理などへのトッピング材料としてはもちろん、製菓製パンへの練り込みにご使用いただける材料も取り揃えております。
商品によって1k袋、500g袋、300g袋、100g袋タイプがあり、用途によって使い分けができます。

バーミッシェル(A)、カラースプレー(NB)、チョコスプレー(N)、チップチョコ、クランブルバター風味、つぶつぶブラックココアビス、チップチョコ(星型)ミックス、チャンクチョコ、クランベリーファインカット、オレンジピールファインカット、デシケートココナッツファイン、デコールマロン、ローストスライスアーモンド、POCKETローストアーモンド、POCKETローストクルミ、POCKETローストパンプキンシード

正栄だより

Sweets News 街がざわついた

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鮮やかな色合いの店構えやインパクトのある店名がとても印象的な「街がざわついた」は、パンで街を元気にすることをコンセプトにした地域で話題の高級食パン専門店です。
今回は糖置換ドライストロベリーを使用した食パンの紹介です。 
 
看板商品のプレーン食パン「くちどけ王子」はひとつひとつ素材にこだわり高温で長時間焼き上げています。
耳が薄くしっとりと口どけの良い食感で、噛むほどに甘みが増します。人気で売れ筋の食パンと共にお店を盛り上げるのは糖置換ドライストロベリーを食パン生地に混ぜ込んだ「いちご星」です。口どけが良く、甘みのある生地に、糖置換ドライストロベリーをふんだんに混ぜ込みました。甘めの食パン生地との相性は抜群です。
「いちご星」は数量限定販売をしており、1日に25本程販売 していますが、毎日正午には完売する人気商品です。
朝早くから焼き上げて販売するために前日に食パン生地を仕込みます。糖置換ドライストロベリーは加工せずにそのまま生地に混ぜ込んでも扱いやすいため、成型もスムーズに行なうことが出来ます。
噛み締めるといちごの香りが鼻に抜けて味わいも良く、甘みを強く感じながら、ほのかな酸味も感じられます。

お買い上げ当日から翌日に召し上がる場合はトーストせずにそのまま召し上がっていただき、食パンの柔らかい食感といちごの風味をお楽しみいただければと思います。
ラスクの店頭販売もしており、現在は「いちご星」を使用したラスクの試作もしております。

今後は健康につながる生活や食と言う分野にこだわり、ゴルフ施設やベーカリー店舗の出店を目指しています。中でも、介護現場にも使用しやすい美味しい薬膳パン作りが直近の目標であり夢です。

Sweets News アゴが落ちた

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アゴが落ちるほどの美味しさや驚きがコンセプトの高級食パン専門店。
インパクトのある看板と店名に多くの人が足を止めます。今回はドライチェリーを使用した食パンの紹介です。

看板商品である「くちどけダンディー」はモチっとした食感で耳まで柔らかくほんのり甘さを感じるプレーンの食パンです。地元、川越産の無添加ハチミツを使用するなど、材料も一つ一つこだわり抜いています。
「チェリーにくちづけ」は濃厚なコクと甘みが感じられるしっとりとした生地に、甘酸っぱいドライチェリーを混ぜ込みました。
バターの芳醇な香りとチェリーの酸味とのバランスが絶妙で、濃厚かつさっぱりとした甘みに。甘酸っぱいチェリーをたっぷり混ぜ込み、大人のための贅沢なデザートのような食パンに仕上げました。
「味や原材料に一切妥協することなく開発し、少しでもお求めやすい価格で販売したい」というお店の想いが詰まった、こだわりの一品です。
ドライチェリーは種の混入を防ぐため、刻んで生地に混ぜ込んでいます。

「チェリーにくちづけ」はトーストせずにそのまま召し上がっていただくことをおすすめしています。冷たいままのバターを削り、ハチミツをかけてデザートのような感覚で召し上がって下さい。

オープンして以来、おかげさまでたいへん盛況で日常的に利用される食の重要性を感じています。これからも川越を中心に毎日の暮らしを豊かにできる商品や店舗開発を進めていきたいと思います。

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