SHOEI NEWS2020年 11月号 Vol.249

CONTENTS

商況案内

2020年 北米産 冷凍ブルーベリーワイルド種 市況

収穫減、繰越し在庫不足、供給数量減

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2020年産北米産ワイルド種のブルーベリーは、大幅減産の予想です。
主要産地であるアメリカメイン州、及びカナダマリタイムエリア(ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、プリンス・エドワード・アイランド州)では、6月上旬頃に霜害が発生し、果実の生育に大きなダメージを与えました。
その後天候も高温な状態が続き、特に雨不足(干ばつ)で収穫量に大きな影響を与える要因となりました。
今期のアメリカメイン州エリアでの予想収穫量は約22,600トン、カナダマリタイムエリアにおいては約35,700トン、ケベック州においては約36,200トンと予想されています。
今のところワイルド種全体としては約94,500トンと前年比で約2~3割減、豊作であった2014~2016年と比較すると、約4割減と大きく減少している状況です。
また、今年は新型コロナウイルスの影響から、現地国内の冷凍フルーツリテール需要が大幅に増え、繰越し在庫はほとんど無い状態です。
このため今期の新物価格は高騰しており、また現地から供給可能な数量も限定的となります。
詳細は弊社営業担当者までお問合せくださいます様、よろしくお願い申し上げます。

2020年インド産アルフォンソマンゴー市況

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アルフォンソマンゴーは湿度、温度が最も適しているとされるインド西海岸沿いの地域で主に栽培されており、西インドのアルフォンソは最も品質が良く、価格も高いため、現地では「プレミアムアルフォンソ」と呼ばれています。
一方、同じ西インドで、ゴアよりも南部で栽培されているアルフォンソマンゴーは価格が安く、風味が弱いため、「サウスアルフォンソ」と呼ばれています。弊社ではより風味の強い、西インドのプレミアムアルフォンソのみを原料として使用しています。

【2020年産クロップ情報】
収穫数量:昨年比40~50%減産
原料価格:昨年比5~10%程の値上がり
生産時期:例年5月中旬~6月中旬 / 今期 5月中旬~7月末

今年の開花状況から見ますと、ムンバイから南に位置するラトナギリ周辺の収穫エリアについては、今期冬の始まりが遅く昨年より減産予想、北西部に位置するバルサッドのエリアに関しては3月に降雨があったものの、ラトナギリ周辺のエリアと比べ、比較的ダメージが少ないとの見方が出ています。
今期は収穫減に加え、新型コロナウイルスの影響により、労働力の確保が困難な状況にあり、また作業者の人数制限による生産量の減少や、輸送コストの上昇により、全体的にオファー価格は5~10%程の値上がりとなりました。
なお、アルフォンソマンゴーの原料受入は5月2週目より、生産は5月中旬より開始しており、例年であれば6月上中旬頃に終了しますが、今年は収穫減で工場への原料納入も例年よりも長期になったため、生産量をカバーするため、7月末まで延長して生産を行ないました。

【新型コロナウイルスによる影響】
原料収穫・出荷・輸送の人手不足
州をまたぐ移動制限により、労働者不足
工場内作業者数の制限による、労働力不足
生産量は昨年比最大50%の大幅な落ち込み、生産を見合わせた工場もあり

新型コロナウイルス感染拡大を受けインド全土においては、3月25日からロックダウンが実行されており、6月1日以降は段階的な解除が毎月行なわれ、10月15日以降はほぼ全面的に活動制限が解除されましたが、感染拡大が深刻な「封じ込めゾーン」においては11月31日まで引き続きロックダウンが継続しています。
マンゴーの生産に関しまして、4月上旬まで食品加工工場や物流は、ほぼ稼働停止の状態となっていましたが、4月20日より一部規制が緩和され、フル稼働ではありませんが、徐々に物流が動き出しました。 

食品加工工場に関しては政府の許可があれば、感染者を出さないための防止策の徹底や、従業員が感染した場合の対策の検討を行なう等の制限はありますが、限定的に稼働ができる状況となりましたため、マンゴーシーズンに向けて、各社準備を進めていましたが、原料の収穫、出荷、輸送や工場での加工には多くの人手がかかり、州をまたがずに労働者の確保ができず、今期は生産を見合わせる工場もあり、いかに生産が続けられるか、生産量を維持できるかが課題となりました。
生産を行なった工場においては、同様に原料の収穫、出荷、輸送の人手不足のため、原料の入荷が大幅に減少、また、工場内では社会的距離を保つため、作業員は例年の50%程しか認められないため、生産量は昨年比最大50%まで大幅に落
ち込みました。

世界的な新型コロナウイルスの感染者数で見ても、インドは感染者数が約820万人とアメリカに次ぐ2番目に多い感染者数となっています。ただし、経済は徐々に回復しており、各社感染対策を行なった上で工場を稼働させて2020年産の生産は終了しました。現在のところは物流、輸出業務に大きな問題はないとのことですが、今後の状況を注視する必要があります。

弊社では安定供給を図るため、全体必要量に対し数量に余裕をもって複数社より買付を行なっておりますので、製品アイテムにより生産工場の切り替えをお願いする場合はございますが、2021年産の新物までの供給量に問題はございません。
つきましては、今後とも弊社輸入のマンゴーピューレ製品を引き続きご愛顧いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。

2020年産中国りんご市況

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【収穫状況】
中国りんごの主産地である山東省(さんとうしょう)、山西省(さんせいしょう)、陝西省(せんせいしょう)、甘粛省(かんしゅくしょう)は、今年5月中旬ごろに、個別の地域では霜害被害はあったものの、収穫量の影響は限定的でした。
また、今年8月末には、山東省に台風が上陸し、青島市をはじめ多くの地域等では暴風・豪雨がありましたが、山東省りんご産地については特に大きな被害はありませんでした。そのため、2020年産の収穫量は例年並みと思われます。
弊社は山東省で収穫されたふじりんご原料を使用してりんごプレザーブを製造しています。山東省2020年産のふじりんごは、今年豊富な雨で、比較的順調に成長していました。現地関係者の話では、りんごの75%以上が直径80mm(主に月形に使われる)を超えており、大粒りんごの比率が2019年と比べ約10ポイント近く増加しました。そのため、以前の年よりも大幅に品質が向上していると思われます。新型コロナウィルスの影響で一部生鮮用のりんごの輸出価格が下がっています。しかしながら、中国国内需要の回復により加工・果汁用りんご原料の価格が徐々上がってきています。

【価格動向】
中国ふじりんごの収穫は10月初旬より開始されました。今年の原料価格は前年対比で10%程の値上がりとなっています。中国政府は、公共事業等に膨大な資金を投入しており、そのためりんご加工工場を始めとする農産加工メーカーでは労働力確保が困難な状況が続いています。また、副原料、包装資材の値上げの影響で現地価格は高値で推移しています。最新の価格につきましては、弊社営業担当者からご案内させていただきます。

国内乳製品市況

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弊社ニュース9月号にてお伝えしたように国産乳製品の在庫が増加傾向にあり、特にバターと脱脂粉乳は高水準となっています。
9月25日にJ-ミルクは最新の国内需給見通しを発表しました。2020年度の生乳生産量は744万トンと前年比101.1%の増産を予想しています。2019年度に続く約1%の増産となります。
一方で用途として牛乳等は468万トンと前年比99.4%の予想となっており、加工用に回る乳量が増加することを示唆しています。在庫過剰となっている脱脂粉乳の年度末在庫は8万8千トンとなる見込みで前年比115.7%、バターは3万5千トンの予想で122.8%となっています。
上述のJ-ミルクの発表を踏まえ、10月1日にALICが今年度の入札予定を発表しました。
バターは在庫過剰を踏まえ、年度総枠の2万トンを1万4千トンに減らすことを決定した上で、10月から1月まで毎月500mtのSBS(Simultaneous Buy and Sell:売買同時契約)方式の入札を実施することを決定しました。ホエイは10月29日に2,000トンのSBS入札を実施し、4月で落札された約1,700トンと合わせると3,700トンとなり年度当初計画の4,500トンは下回ることとなります。脱脂粉乳は別途公告となりましたが深刻な在庫過多となっているため非常に少ない数量の入札となる見込みです。

海外乳製品市況

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海外乳製品相場は引き続き新型コロナウィルスの影響で一喜一憂しながら多少の上下を繰り返しているものの概ねコロナ前の価格水準まで戻っています。細かい動きとしては ロックダウン、ロックダウン解除、再ロックダウンなどニュースが出る度に小さな材料で相場は動いていましたが、コロナによる中長期的な需要減懸念が最も大きかった4月の底値は脱しています。
製品別にみた場合、バターでは欧州産の家庭用需要が堅調でありコロナ第2波も大きくなっていないことから上昇を少しずつ続け、コロナ前の水準に戻りました。ユーロ高が続いていることも後押しの一因となっています。
一方でNZ産はアジア需要が弱いことから下落を続け欧州産より安価な水準となっています。直近ではアジア需要も少し戻って上昇しておりNZ産はFOB$3,560/mt近辺、欧州産はFOB$4,070/mt近辺となっています。全脂粉乳と脱脂粉乳は欧州は比較的安定していますがNZ産はバターと同じくアジア向け需要の回復で上昇しています。NZ産全脂粉乳はFOB$3,040/mt近辺、脱脂粉乳は$2,860/mt近辺、欧州産全脂粉乳は$3,300/mt近辺、脱脂粉乳は$2,600/mt近辺となっています。
欧州は今後の比較的安定した相場が続く見込みとなっています。一方でNZは前述の通りアジア圏の回復で戻っていますが、一時的な在庫補充の買いとの情報もあり長続きはしないとの見方も出ています。引き続きコロナの影響で多少の上下は出る見込みです。

商品案内

スペイン産テーブルオリーブのご案内

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TORRENTのオリーブは世界最大のオリーブ産地「スペイン・アンダルシア州」で育まれています。
コルドバ、セビリアの主品種である「オヒブランカ種」を使用しました。
進んだ栽培技術と長年培われた加工技術で、常に安定した製品を作り出しています。
150ヘクタールに及ぶ自社農園を所有し、原料から製品まで安心な管理体制です。


■グリーンオリーブ スライス・ホール(種抜き)

オヒブランカ種を使用したグリーンオリーブ。
スライス・ホール(種抜き)を取り揃えました。
乳酸発酵による酸味とオリーブ特有の風味が強く、しっかりした仕上がりです。

原材料名 オリーブ、食塩/酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)
荷  姿 12oz×24缶、1号缶×6缶
賞味期限 製造後3年
保存方法 常温
原産国名 スペイン


■ブラックオリーブ スライス・ホール(種抜き)

オヒブランカ種を使用したブラックオリーブ。
スライス・ホール(種抜き)を取り揃えました。
オリーブの実がしっかりしており、歯ごたえが良く食べ応えがあります。
ブラックオリーブはグリーンオリーブを空気に触れさせることで黒く仕上げ、黒色を定着させるためにグルコン酸第一鉄を使用しています。
それほど多くない黒い食材を使用することで商品(メニュー)のインパクトを与えることができます。

原材料名 オリーブ、食塩/グルコン酸第一鉄
荷  姿 12oz×24缶、1号缶×6缶
賞味期限 製造後3年
保存方法 常温
原産国名 スペイン

使用用途
パスタ、ピザ、デリカテッセン、サラダ、ベーカリーにお使いいただけます。


リーフレット及びレシピをご用意しておりますので、詳細は営業担当者までご連絡いただけます様、よろしくお願い申し上げます。

フルーツマジックドルチェ<デザートベース> マスカット味

フルーツマジックドルチェは季節に応じたフレーバーを取り揃えております!

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フルーツマジックドルチェのラインナップとして、新たにマスカット味を発売いたします。
牛乳、乳飲料またはその他飲用乳を入れて混ぜるだけで簡単にデザートが出来上がります。

■ドルチェ マスカット味 
荷  姿 800g×12袋
保存方法 常 温
賞味期限 1年
製造方法 製品800gに対して牛乳2Lで 混ぜる(原液1:牛乳2.5の割合)

濃縮ぶどう果汁を使用して、さわやかな風味のマスカットをドルチェにしました。 

■フルーツマジックドルチェラインナップ
イチゴ味、バナナ味、みかん味、赤ぶどう味、ブルーベリー味、白桃味、レモン味

■受注生産可能フレーバー
マンゴー味、リンゴ味、パイン味、コーヒー味、抹茶風味、キャラメルプリン風味、チーズケーキ風味

FMDデザートゼリー みかん味

あけてポン! 袋から出すだけで簡単デザートゼリー!! 

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袋から出すだけで簡単に美味しいゼリーが味わえるFMDデザートゼリーシリーズに、新たにみかん味が加わりました。
みかん果汁入りで酸味と甘みの程よいバランスが特長です。


■全フレーバー共通
荷  姿 1kg×6袋×2合
保存方法 常 温
賞味期限 6ヶ月
※コーヒー味のみ1年
                                                                                        
■FMDデザートゼリーラインナップ
いちご味、白桃味、赤ぶどう味、マスカット味、コーヒー味、プレーンタイプ、パイン味(季節限定品)、ブルーハワイ味(季節限定品)、メロン味(季節限定品)、マンゴー味・コーラ味(受注生産可能品)等

バイキングや一品デザートに最適で、様々なシーンに美味しくご使用いただけますので、幅広くメニューにご検討くださいます様、よろしくお願い申し上げます。

正栄だより

Fonterra Grand Prix  フォンテラグランプリ2020

グラスフェッド・バターを使った製菓・製パン製品開発コンクール

主催:フォンテラ ジャパン株式会社/後援:ニュージーランド大使館

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ニュージーランド産のグラスフェッド・バターを使った製菓・製パンレシピを大募集。
ニュージーランドを代表する乳業メーカー フォンテラのグラスフェッド・バターとあなたのアイディアで新たな美味しさの可能性を広げてください。

募集部門

ブレッド部門
規定:穀物類の粉に酵母や水、塩などを加えた生地を発酵し焼成した作品
カテゴリーA:グラスフェッド スウィートバター(加塩・無塩)、シートバター(無塩)を高配合した作品
カテゴリーB:グラスフェッド バター(無塩)を高配合した作品

ギフト菓子部門
規定:保存・販売が常温で可能で賞味期限が1週間以上の作品(脱酸素剤使用は可)
カテゴリーA:グラスフェッド スウィートバター(加塩・無塩)、シートバター(無塩)を高配合した作品
カテゴリーB:グラスフェッド バター(無塩)を高配合した作品

応募締切 当日消印有効:2020年11月27日(金)

審査・発表 
一次審査:2020年12月中旬 ※作品写真とレシピによる審査
最終審査:2021年1月15日(金)、16日(土)
     ※ファイナリストによる作品制作とプレゼンテーション、および試食審査

表  彰:2021年1月16日(土)※審査後、発表・表彰(都内ホテル)

※上記グラスフェッド バター等の商品リーフレットおよびコンテストの募集要項(応募資格、作品規定、審査項目、応募方法)をご用意しております。
 詳細弊社営業担当者まで、お問合せくださいます様、よろしくお願い申し上げます。


<グラスフェッドとは?>

牧草(=Grass)を食べて(=Fed)育つこと
放牧を中心として飼育されている牧草を食べて育った乳牛から搾られる生乳が原料です。

ニュージーランドは、温暖な気候や潤沢な降雨や日照、豊潤な土壌など自然環境に恵まれ、通年の放牧酪農が行なわれている数少ない国の一つです。
Fonterra酪農家においては、乳牛は自由に移動しながら1年の約97%を牧草地で過ごし、年間を通じて飼料の平均約96%は牧草です。
ニュージーランドの乳牛にとって、牧草こそが自然な食べ物なのです。Fonterra社バターは、牧草でのびのびと育った乳牛の生乳が原料です。
バターの風味を活かしたパンやケーキ、お菓子にと、プロのこだわりにお応えしています。

「グラスフェッド」の定義について国際的な統一規格はありませんが、Fonterraは独自の基準である「The Fonterra Grass and Pasture Fed Standard」を設け、グラスフェッドの水準を管理しています。
 ※販売ラベルやポップ等にグラスフェッドバターとご記載いただく際は、季節的な要因により一部配合飼料を与えているタイミングがある旨を追記いただけます様、よろしくお願い申し上げます。

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