SHOEI NEWS2021年 4月号 Vol.254

CONTENTS

商況案内

2021年産カリフォルニア・アーモンド開花状況

産地全域が天候に恵まれ、ミツバチが受粉活動を行なう十分な時間を確保

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現地時間の3月11日に2月末締めのアーモンドポジションレポートが発表されました。2月末までの累計収穫量は、30億87百万ポンド(前年比122%)となり、昨年7月に発表された最終収穫予想の30億ポンドを上回っており、最終収穫量は31億ポンドに達する見込みです。
出荷の方は、1月単月では1億94百万ポンド(前年比88.1%)と落ち込みが見られましたが、2月単月の出荷量は2億34百万ポンド(前年比116.1%)と再び増加しました。
また累計の出荷量は、17億64百万ポンド(前年比116.2%)となり、需要の急激な回復によるコンテナ不足やコロナ感染による港湾やトラック輸送などの労働者不足による港湾の混雑で海上輸送が大幅に遅れている中で、2月単月の出荷が伸びたことは驚くべき結果となりました。出荷先の内訳をみると、中国/香港向け6.4百万ポンド(前年比376.4%)、UAE向けが15百万ポンド(前年比220.3%)、韓国向けが7.7百万ポンド(前年比177.7%)、ドイツ向けが15百万ポンド(前年比131.3%)と各地域で増加が見られました。
2月末時点での現地成約残数量は8億87百万ポンド(前年比150.5%)となっており、2月末までの累計出荷実績と合わせると、25億99百万ポンド(前年比126%)なります。
繰越在庫を含めた総供給量34億76百万ポンドのうち約75%が販売済にあたり、今期は総供給量が大幅に増加しているにもかかわらず、販売は前年並みのペースを維持できている状態です。
2021年産の開花状況ですが、産地全域が総じて天候に恵まれ、ミツバチが受粉活動を行なう十分な時間が確保されたようです。開花期間の終盤において嵐に見舞われましたが、幸いにも作物全体への影響はない模様です。
しかしながら、2020年産が記録的な豊作だったことから、アーモンドの木々は体力を消耗しており、2020年産ほどの結実は見込めないとの悲観的な見方もあります。
今後数週間における霜害などの可能性もあり、2021年産の作柄については、今後も産地の状況に注視し続ける必要があります。
現地相場ですが、1月のポジションレポートが発表され出荷量の鈍化がみられたことから、軟調基調となりました。
2月の出荷の回復もあり、現在は安定して推移していますが、2021年産の作柄予想が今後の市場に影響を及ぼしていくと考えられます。



カリフォルニア産レーズン市況

様々な要因をふまえ、昨秋以降の相場は徐々に上げ基調へ

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現地カリフォルニア州フレズノは、春を迎え、ぶどうの木が芽吹き始めています。今年の冬は暖冬傾向で降水量は例年より少なめとの情報が入っています。
暖冬・冬季の少雨は、春以降の結実・実の成長にぶどうの木が力を蓄える時期としてはあまり良い気候ではなく、本格的な春を迎えた後の結実野などを状況注視していく必要があります。
2020/2021年度(2020年8月~2021年7月)は、2月末で7ヶ月が経過いたしました。カリフォルニアレーズン協会発表の統計によりますと、ここまでの累計出荷量は134,458ショートトン(以下、ST)で前年同期比約1%増、内訳は北米向けが前年同期比2.8%増、輸出向けが3.3%減となっています。1月単月実績は北米向けが前年同月比マイナス19%、輸出向けが同マイナス24%、合計で同マイナス20%でしたが、これは中米南部に及ぶ大寒波によって物流が滞ったこと、また世界的なコンテナ不足により、輸出向けも物流がスムーズに進んでいないことが挙げられます。
また、同統計における2021年2月27日までの集荷(収穫)量は、145,874STとなっています。前年同時期は統計が公表されていなかったため比較出来ませんが、一昨年同時期比でマイナス約39%、大不作で品質不良に見舞われた3年前の同時期比マイナス約20%です。
また、品質不良による受入保留が15,584STで2年前の同期比約60%増となっており、昨年8~9月の収穫・天日乾燥期に発生していた山火事の煙による日照不足の影響が顕在化した可能性があります。
農家は、需給バランスがタイトになりつつあることを背景に、採算面で厳しい現在の価格帯を改善したい意向がオファー価格へ反映され、昨秋以降、相場は徐々に上げ基調へ動いています。
2021/2022シーズンへの繰越在庫は100,000ST前後への減少が見通され、今季の中盤~後半は、更にタイトになる次年度の需給バランスを見据え、相場は更に上昇していくものと思われます。

2020年産クコの実(ゴジベリー)市況

2020年産は7.8%増産、現地オファー価格は2019年産と同値

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クコの実の主産地は、中国の寧夏回族自治区及び青海省が中心でその他中国の西北地方に位置する新疆や甘肃等でも少量ながら栽培されています。
近年はスーパーフードとしてそのまま食される他、料理やお茶など、用途が多様化してきています。
弊社取扱いの寧夏産クコの実は、「早康枸杞股份有限公司」の自社農園で収穫された原料を取り扱っており、2020年産は7.8%増産となりました。
しかし、寧夏産クコの実のブランド化や農家の収入改善のため、中国政府により相場を上回る価格での買入れが行なわれたことで、増産による値下げ分が相殺され現地オファー価格は2019年産と同値となりました。
今後とも弊社のクコの実製品をご愛顧のほど、お願い申し上げます。ご不明な点がございましたら、弊社営業担当者までお問い合わせくださいます様、よろしくお願いいたします。

弊社取り扱い商品            
商品名
特級クコの実 LP380粒 5kg×2  現地で選別した商品
クコの実手選別QN  5kg×2  特級クコの実 LP380粒を弊社関係会社の青島秀愛食品有限公司で選別
クコの実STQ  10kg×1  特級クコの実 LP380粒を弊社関係会社の青島秀愛食品有限公司で選別・蒸気殺菌し、大腸菌群陰性の規格を設定
特選クコの実  5kg×2  特級クコの実 を日本国内で選別
特選クコの実  1kg×10  特級クコの実 を日本国内で選別

国内乳製品市況

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引き続き国産乳製品の在庫が高い水準にあり、特にバターと脱脂粉乳とホエイは高水準となっています。
1月末の推定在庫量はバターで約38,100トン(前年比148%)となり、脱脂粉乳は約84,300トン(前年比116%)となっており、非常に高い水準にあります。
生乳生産量は引き続き前年比増となっているものの牛乳向けはほぼ横這い続きで増産した分だけバター・脱脂粉乳などの加工品に回っている状況です。
以前にお伝えした通り、脱脂粉乳の在庫解消をすべく農林水産省が拠出する飼料転換補助金や粉乳調製品からの転換補助金は2万トン以上分の削減効果がある予算となっており、2021年前半で効果が出ると見られています。
ただ在庫は依然として高水準で推移する見込みです。また、バター向けの補助金の拠出も決まり約8,000mtの在庫削減効果を見込んでいます。
この在庫過剰により農林水産省は2021年度のALIC入札数量を最低限に据え、以下の通りとすると発表しました。
なお、弊社では前述のバター向け補助金を使った国産バターを輸入バターの置き換えや新規商品向けであれば条件付きながらも安価でご案内することも可能ですのでご興味ある各お得意先様がございましたら、弊社営業担当者までお申し付けください。

海外乳製品市況

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海外乳製品相場は12月までにコロナ前の水準を回復していましたが、その勢いをその ままに上昇を続けています。特にバターの上昇が目立っています。
中国や新型コロナウイルスの影響が軽微な新興国需要が牽引してNZ相場から上がり、それに引っ張られるように欧州相場も上昇しました。
また、コンテナの偏在による物流の混乱も需要者の先押さえに拍車を掛け相場を引き上げたことも影響しました。
製品別にみた場合、バターは前述の通りNZ相場から上昇し欧州相場が後から続いている格好です。NZは過去最高値となった2018年のUS$6,000/mt近くまで上昇しています。
欧州は一歩遅れながらも上昇しています。過去最高値のUS$9,000/mt近辺からはまだ遠い水準ですが注視が必要です。
NZ産はFOB$5,740/mt近辺、欧州産はFOB$4,750/mt近辺となっています。
全脂粉乳・脱脂粉乳ともにバター同様に中国需要でNZ相場から値上がりし欧州が追いかけています。
NZ産全脂粉乳はFOB$4,220/mt近辺、脱脂粉乳は$3,330/mt近辺、欧州産全脂粉乳は$3,660/mt近辺、脱脂粉乳は$2,890/mt近辺となっています。
直近では急上昇に一旦ブレーキはかかったものの、ワクチンの普及と共に業務用需要が回復傾向を見せると予想され、引き続き注視が必要になります。

商品案内

無添加 濃いアーモンドミルク てんさい糖入り125ml 新発売!

筑波乳業株式会社より

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無添加 濃いアーモンドミルク 砂糖不使用125mlパッケージ リニューアル!

スーパーフードとして注目されるアーモンドを原料としたアーモンドミルクは、日本では2013年に発売されて以来、市場は急速に拡大し、その後も人気は衰えず牛乳・豆乳に続く次世代のミルクとして定着いたしました。
2020年のアーモンドミルク市場は販売金額が100億円を超え、大幅に伸びています。
筑波乳業株式会社では「無添加 濃いアーモンドミルク てんさい糖入り125ml」を新発売いたします。また、新発売に伴い「無添加 濃いアーモンドミルク 砂糖不使用125ml」のパッケージをリニューアルいたしました。


無添加 濃いアーモンドミルク てんさい糖入り125ml

原材料はアーモンド、てんさい糖だけ

無添加 濃いアーモンドミルクに“てんさい糖入り”が 登場。アーモンドとてんさい糖のみでやさしい甘さに 仕上げました。
1本でアーモンド約11粒分の栄養が手軽にとれるので 小腹がすいた時、ほっと一息つきたい時におすすめです。

商品名 無添加 濃いアーモンドミルクてんさい糖入り
含有アーモンド粒数※1 11粒
原材料 アーモンド(アメリカ)、てんさい糖
荷 姿 125ml×15本
保存方法/賞味期限 直射日光・高温多湿を避けて、常温で保存してください/製造後1年
サイズ 個:86×47×32(mm)/ケース:90×198×158(mm)
重 量(個/ケース) 個:135g/ケース:2,080g
JANコード 45200243
ITFコード 4974701100726


無添加 濃いアーモンドミルク 砂糖不使用125ml

リニューアル
 
プラントベースマークを加え、2021年春にパッケージリニューアル。一切の食品添加物を使用せずに作り上げたアーモンドミルク。砂糖不使用。

商品名 無添加 濃いアーモンドミルク砂糖不使用
含有アーモンド粒数※1 12.5粒
原材料 アーモンド(アメリカ)
荷 姿 125ml×15本
保存方法/賞味期限 直射日光・高温多湿を避けて、常温で保存してください/製造後1年
サイズ 個:86×47×32(mm)/ケース:90×198×158(mm)
重 量(個/ケース) 個:134g/ケース:2,065g
JANコード 45200236
ITFコード 4974701100665

従来品 濃いアーモンドミルク 1Lラインアップ

~ 濃厚プレーン ~
無香料、砂糖不使用の濃厚タイプ。とろっとした奥行きのあるコクで、料理にもぴったり。

~ まろやかプレーン ~
無香料、砂糖不使用のあっさりタイプ。ごまかしのないアーモンド本来のやさしさとコクの味わい。

~ 香ばしロースト ~
無香料、砂糖不使用のあっさりタイプ。アーモンドの香ばしさが引き立つシンプルな味わい。

~ ほんのり黒糖入り ~
アーモンドの香ばしさを引き立てる黒糖のほのかな甘み。コーヒーや紅茶に使えて、ラテアートにも可能。

今回正栄ニュースの表紙は「桜のブラマンジェ」。
濃いアーモンドミルクを使用することで、濃厚なブラマンジェがお手軽に作れます。
また下記レシピもご用意しておりますので、弊社営業担当者までお問合せくださいます様、お願いいたします。

正栄だより

カリフォルニア・レーズン協会主催

第29回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト

アイデアあふれる長く愛されるパンを大募集。入賞者は米国カリフォルニア州への研修旅行にご招待!

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部門 1.量販/インダストリーベイク/ベイクオフ製品部門
     規定:工場生産し、完全包装で販売する作品とベイクオフ・QBD製法で生産し販売する作品
   2.オールスクラッチ製品部門
     規定:店舗や工場でのオールスクラッチ製法で生産し販売する作品

応募締切 2021年4月22日(木) 当日消印有効

応募資格(応募資格が変わりました)
・日本国内でのパンの製造販売に携わるプロフェッショナルな方(国籍不問)
 当協会主催コンテストの歴代入賞者も応募できるが、審査基準が異なる(得点ハンディキャップ)
 歴代入賞者は受賞作品の商品化販売実績がある者のみ応募可
・材料や機械メーカーの製パン開発担当者は応募可能
・パン技術者育成機関(教員・学生)、製パンコンサルタントの方は応募不可
・作品応募に際しては、所属会社、または店舗の事前承諾が必要
・応募作品は、応募者自身が開発した作品とし、作品製作は応募者自身で行なうこと
・受賞した作品は、延べ7日間以上、必ず商品化して販売すること
 なお、販売開始前と終了後に協会へ連絡し、商品に係る情報を報告すること
・商品化、および商品提案して販売することが前提のため、第三者が再現できるものとする

作品規定(しっかりとお読みください)
・カリフォルニア・レーズンを、粉100%に対し25%以上配合した作品
(他国産レーズンは使用不可)
・カリフォルニア・レーズンペーストは、上記の25%に含まれる
・カリフォルニア・レーズン濃縮果汁(コンセントレート)は使用できるが、上記25%には含まれない
・審査は、以下の5項目について総合的に審査します
  1. カリフォルニア・レーズンの使い方、活かし方
  2. おいしさ(味のバランス)
  3. 見た目(外観と内層)
  4. 製品開発力(アイデア、ネーミング、他素材との組み合わせ方、ユニークさなど)
  5. 市場性(長く愛される商品か、定番商品に成り得るか)
その他詳細は下記カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト事務局までお問合せください。
 
応募方法
規定応募用紙に、必要事項を全て正確にご記入の上、応募作品の指定写真2枚を貼り、郵送でコンテスト事務局までご送付ください。
複数作品を応募する場合、規定応募用紙はコピーして使用するか、カリフォルニア・レーズン協会の公式ウェブサイトからダウンロードしてください。
規定応募用紙の郵送をご希望の方は、コンテスト事務局までFAXまたはE-mailでご依頼ください。なお、お電話でのご依頼は受け付けておりません。

審査・発表
第一次審査 レシピと作品写真による書類審査(2021年5月中旬に実施予定)
最終審査  一次審査通過者による作品製作とプレゼンテーション、および試食審査 2021年6月11日(金)・12日(土)会場:一般社団法人日本パン技術研究所
結果発表  審査後、発表・表彰 2021年6月12日(土) 会場:ホテルイースト21東京(東陽町)

賞 カリフォルニア・レーズン大賞2名(各部門より1名)を含む計11名
  ※ 入賞者には、入賞楯と、米国カリフォルニア州への研修旅行を贈呈(2021年秋予定、新型コロナウイルス感染状況により延期の可能性あり)

ご応募/お問い合わせ先
カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト事務局
〒101-0061東京都千代田区神田三崎町3-2-15 ORIENT BLD. No.68
株式会社ジェイブレイン内 担当:竹内様宛
TEL:03-6256-9778 FAX:03-6256-9776
E-mail:contest@raisins-jp.org

後 援:アメリカ大使館 
協 賛:一般社団法人日本パン工業会、全日本パン協同組合連合会

2021年バレンタイントレンド情報

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コロナ禍でのバレンタイン

例年盛り上がりを見せているイベントのひとつであるバレンタインですが、今年は1年間のコロナ禍を経て、再び緊急事態宣言が発出されている最中でもあったため、いつもとは違ったバレンタインになったようです。
去年のバレンタインよりもリモートワークや大学のオンライン授業が増え、今までのチョコを渡す相手と物理的に会うことが難しくなったため、「人に会って贈る」よりは「自分へ“ご褒美チョコ”を買う」人が増えました。
また、ここ最近は「義理チョコ」を辞める傾向にありましたが今回はコロナ禍ということもあり、減少傾向に拍車がかかりました。義理チョコを控える分、大切な人へのプレゼントはこだわりたいという人も多かったようです。
また、高級チョコレートが販売されているデパートなども営業時間の短縮により購入するタイミングを考慮せざるを得なくなったことや、反対におうち時間が増えて料理やお菓子作りをする人が増えたため、今年はおうち時間を活用して手作りチョコを渡す女性が多くなったようです。
手作りをする場合も衛生面を徹底するのはもちろん、市販品にしても衛生面に気を配り、贈る側も贈られる側も安心な個包装タイプに人気が集まりました。
今年のバレンタインは日曜日ということもあり、週末にかけてプレゼントしたり、家族で手作りをした人も多かったのではないでしょうか。


様々な工夫が見られたサロン・デュ・ショコラ

今年のサロン・デュ・ショコラは1月下旬~2月上旬の中で開催期間を2度に分け、全120ブランドで行なわれました。
混雑回避の工夫や、会場を縮小したり会話での飛沫を減らすため、商品の説明シートがあったりと、厳重な規制や入場予約制で会場内は例年ほどの混み具合は見られず、ゆっくり見て回れたという方も多かったようです。
今回は海外からのショコラティエやパティシエの来場は規制されたため、国内のブランドやパティスリー、ショコラトリーが会場を盛り上げました。


まだまだ広がるチョコレートの世界 

弊社担当者がオンラインで取り寄せた商品の中には、チョコレートにする前のカカオ豆を糖蜜でじっくり煮詰め、砂糖をまぶし甘納豆ように加工したものやフルーツゼリーとチョコレートガナッシュを組み合わせたもの、香りと酸味を強く主張したボンボンショコラなど個性的なチョコレートも見られました。
他にも会場内では、チョコレートと相性の良いワインやリキュールなども同時販売されたり、シナモン、ハバネロ、ピンクペッパーなどチョコレートと相性の良いスパイスやハーブを使ったチョコレートも登場。またローストしたカカオを粉砕し醤油に漬け込んだ発酵食品のカカオ醤を使用した焼きカカオおにぎりといった珍しい一品も。イートインスペースではチョコレートやカカオバターを使用したホットドッグやハンバーガーもあり、皿盛りのデザートのほかにチョコレートと合わせた料理が毎年見られるようになってきました。



オンライン販売が主流に

人との接触を避けるため、ネットで購入する人も増加し、今年は全体的にオンライン注文からのお届けが主流になったようです。
某菓子メーカーからはオンライン限定のプレミアムな商品が登場し、販売翌日には即完売するなど話題になりました。
サロン・デュ・ショコラでもオンライン販売は1月の上旬から販売を開始していましたが多くのブランドで予想を上回る注文数により発送は2月中旬以降になるなどバレンタインには間に合わないほどの人気ぶりでオンライン受注は前年に比べて好調に推移しました。今年は購入場所として通販サイトやネット販売が約1.8倍に増加したようです。


手作りチョコもトレンドに

百貨店の高級チョコレートを自分用にご褒美として購入したり、健康意識の高まりで栄養効果のある高カカオのものやナチュラル、オーガニック、ローカロリーのチョコレートが人気を集めています。
それに加え今年は計量が不要の材料、レシピ、型、ラッピング材も付いたオールインワンのセットや、ある有名チョコレートブランドからはカカオ豆からチョコレートを手作りするキットも販売され大人も子供も家族でおうち時間を楽しめるような商品が多く購入されたようです。

 
縮小傾向にあったバレンタイン市場ですが、ここ数年は贈呈イベントから「ショコラの祭典」に進化し、近年のバレンタイン市場規模は1,200~1,300憶円までにV字快復を果たしました。
しかし2021年のバレンタインの推計市場規模は前年比約20%減の約1,050億円に。本命チョコも13.9%から7.7%へと約半数に減少しているというデータも見られました。
まだまだ続くであろうコロナ禍の状況の中、これからはどのように向き合い、状況に応じた対応をしていくのかが求められます。

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