ピスタチオナッツ

ピスタチオナッツは王家の人々にだけしか供される事がなく、シバの女王が好んで食べたと伝えられている事もあり、「ナッツの女王」と呼ばれています。
中東から西中央アジアが原産のナッツで、かつてはイランが最大の生産国でしたが、1880年代に持ち込まれたカリフォルニア州において品種改良と栽培方法の進歩により生産量が伸び、2008年頃よりアメリカがイランを抜いて最大の生産国となっています。

ご注意
※ ナッツ類のカット品は篩掛けをしてサイズ選別を行なっていますが、説明文に記載されている篩のサイズはあくまで目安で、これを外れた物も含まれる事が
  ありますので、予めお含みおきください。

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ピスタチオナッツとは

ウルシ科ピスタキア属に属し、学名をPistacia veraという、ピスタチオナッツの原産地は中近東の聖地(パレスチナ)で、砂漠地帯に原生していたとされ、最近のトルコにおける考古学の研究によると、紀元前7000年頃には既に食用となっており、今から4,500年程前から栽培が始まっていたと言われています。
王家の人々にだけしか供される事がなく、シバの女王が好んで食べたと伝えられている事もあり、「ナッツの女王」と呼ばれています。
新バビロニアの王であったネブカドネザル2世がピスタチオの木を植樹した話や、ローマ帝国の皇帝であったウィテリウスもピスタチオを好んだという話も伝えられています。
ピスタチオはアーモンドなどと一緒に、シルクロードを経由して各地に紹介されていきました。
アラブ系、アルメニア系、トルコ系のヨーロッパ人に親しまれているナッツで、かつては、イランが最大の生産国でした。
アメリカには1880年代にアメリカ人商人により持ち込まれていますが、商業生産の基盤は1930年以降になります。花を咲かせないピスタチオはぶどうの房のような形で木になります。木が商業ベースまで実をつけるようになるには作付けから7~10年かかります。
1960年代にはカリフォルニア全州に植付けが拡大し、品種改良と栽培方法の進歩に伴って平均した生産量を確保できるようになりました。
カリフォルニア州には今では30万エーカー以上のピスタチオ農園があり、イランを抜いて最大の生産量を誇るまでになっています。

商品一覧

  • 殻付ピスタチオナッツ21/25

    殻付の生のピスタチオナッツで、粒数は1オンス(約28g)当り21~25粒です。

  • 剥き実ピスタチオナッツ

    ピスタチオナッツの殻を取った剥き実で、大粒のサイズです。

  • ピスタチオプラリネマッセ

    ローストしたピスタチオナッツを砂糖で煮詰めて荒挽き状にした物をロール掛けし、ペースト状にしてあります。

  • ピスタチオマッセ

    ピスタチオナッツをローストした後、ペースト状にしてあります。

  • ピスタチオペースト

    ローストしたピスタチオナッツを、粒子の細かいペースト状にした食品加工用原料です。

    (17Kg×1、1Kg×6)

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