ブルーベリー

ツツジ科スノキ属に属し、果実が青紫色に熟す事からブルーベリーと呼ばれています。
原産地はアメリカで、13,000年以上も前から知られている、最も古い果実の一つです。
代表的なお菓子であるブルーベリーパイを始め、ジャム、マフィンやクッキー、スムージー等のデザート、冷菓などに幅広く用いられています。

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ブルーベリーの語源と学名

ツツジ科スノキ属に属し、果実が青紫色に熟す事からブルーベリーと呼ばれています。 学名のヴァクシニアム(Vaccinium)は、世界中で生育している450種類以上にも及ぶブルーベリー・ファミリーの総称で、クランベリーやビルベリーもヴァクシニアム種です。
Vacciniumの語源はvacca(牡牛)の形容詞vaccinus(牡牛の)ですが、これらのベリー類と牛との関連は不明です。

ブルーベリーの起源

クランベリーやコンコードグレープと並ぶ、北米の湿地帯を原産として栽培されているフルーツの1つとされていますが、太古の遺物や書物等、少しでもその起源を明確にできる資料は見つかっていません。
植物学者の推測によれば、13,000年以上も前に地球上に存在した生物の1つにブルーベリーの親類があったとされています。
旧約聖書の創世記に登場する「エデンの園」にもブルーベリーがあったのではないかとも言われています。
400年程前のアメリカインディアンは、乾燥されたブルーベリーとコーンミール、蜂蜜、水を混ぜたソウトゥティーグ(Sautauthig)と呼ばれるプディングを作っていました。

ブルーベリーの種類と生育

一般的に流通しているのは、ローブッシュブルーベリー(ワイルドブルーベリー)、ハイブッシュブルーベリー(カルチベートブルーベリー)、花の咢がウサギの目に似ている事が名前の由来となっているラビットアイブルーベリーの3種類です。
木の高さが30~60㎝にしかならないワイルドブルーベリーは栽培されずにあくまで自生であり、再び植えたり移植したりする事はできず、自生している場所の周りを整地し根が伸びる事により新たなブルーベリーが育っていきます。
主に北米東海岸地区(特にメイン州とカナダ)で生育しており、カルチベートと比べて小さくて色が濃く、機械又はブルーベリー・レイキと呼ばれる農具を使って収穫されます。
1800年代初めから中頃にかけ新種開発が進められた結果生まれたカルチベート(ハイブッシュ)ブルーベリーは、病気や霜の被害に強く、安定した収穫が保たれる大きくて香りのよいブルーベリーとなっています。
高さは3~5m程になり、手でも機械でも摘みやすく、品種改良も更に進んで世界各地で栽培されています。
pH4~5の酸性土壌を好むブルーベリーの開花は4月から5月で、白又はピンクのきれいな花を咲かせます。
蜂による受粉の後、2~3ヶ月経つと実が成熟し、熟した頃の糖度は10~15%程になっています。

ブルーベリーの市場

現在、北米でのブルーベリーの生産量は全世界の80%近くを占め、生鮮用の他、冷凍・缶詰・ドライ・果汁等の加工用が市場に出荷されています。

ブルーベリーの用途

代表的なお菓子であるブルーベリーパイを始め、マフィンやクッキー、スムージー等のデザート、冷菓などに幅広く用いられています。

商品一覧

  • ドライブルーベリーワイルド

    野生種であるワイルドブルーベリーを糖漬けした後乾燥させ、オイルコートしてあります。

  • ドライブルーベリー
    カルチベート

    栽培種であるカルチベートブルーベリーを糖漬けした後乾燥させ、オイルコートしてあります。

  • 冷凍ブルーベリーワイルドIQF

    フレッシュのワイルド種ブルーベリーを1粒1粒個別急速冷凍(IQF)してあります。

  • 冷凍ブルーベリーカルチベートIQF

    フレッシュのカルチベート種ブルーベリーを1粒1粒個別急速冷凍(IQF)してあります。

  • ブルーベリーシロップ漬け(缶)

    ワイルドブルーベリーをシロップ漬けし、小型缶に入れてあります。

  • ブルーベリーフィリング

    ピューレにしたブルーベリー果肉と砂糖をまぶした果肉を混ぜ込みました。
    つぶつぶした果肉感が特徴の耐熱性フィリングです。

  • ブルーベリーフィリング BS

    ブルーベリー果肉をピューレに加工し、25%配合しました。
    他の耐熱性フィリングよりも更に耐熱性の強いフィリングです。

  • 糖置換ドライブルーベリーカルチベート

    ブルーベリーを糖漬けした後、オイルコート、乾燥した商品です。

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